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今回は香港のバスからこちらの話題をお届けします。
いよいよ新巴と城巴が合併!7月1日から全ての路線は城巴へ
いよいよ明日、2023年7月1日に新巴と城巴が合併し、「城巴」に一本化されます。
これに伴い、新巴(新世界第一巴士・New World First Bus・NWFB)のブランドは消滅となり、約25年の歴史に幕を閉じます。
香港島を中心に香港居民の足として親しまれ、香港へ訪れた観光客も一度は目にしたことがあろう新巴が消えるということは大きな歴史の1ページに刻まれる出来事になると感じています。
当ブログでは以前の記事でも新巴と城巴の合併について取り上げていますが、今回は最終日の運行や合併後の運行についての情報をお届けできればと思います。
新巴としての運行は2023年6月30日付けの最終便まで実施される予定です。このため、日付が変わって7月1日になっても深夜帯の便については引き続き新巴が運行する便があります。
日中運行の路線で最後の運行便になるのは、7月1日の深夜1時30分に長沙灣(甘泉街)を出発する970X線香港仔行きとなります。
この便については需要が多くなると予想されることから、同じ時間に4台のバスを出発させる4台運行とする予定となっています。
その後、同じ7月1日の早朝4時に小西灣(藍灣半島)を出発するナイトバス路線のN8P線灣仔方面行きより、合併後の城巴としての運行が開始される予定です。これ以降に出発をする便については従来新巴だった路線も全て城巴による運行に変わります。
詳しくは以下の新巴/新巴発表のニュースリリースからもご確認ください。
車体のカラーリングについてですが、新巴のカラーリングをした車両が相当な数存在しますので、当面の間は新巴のカラー、城巴のカラー両方のバスが運行されることになると思います。
なお、城巴では車両や運転手の運用を柔軟にすることを明らかにしていますので、7月1日以降は城巴のカラーリングのバスが元新巴の路線を運行したり、新巴のカラーリングのバスが従来より城巴が運行している路線に入ることも考えられます。
ご利用の際は行き先と路線番号を確認の上で乗車するようにしてください。
また、合併後の城巴では車体カラーを今後黄色と青色の二色を基調とした新しいものに一新する予定で、新カラーのバスも順次増えていく予定です。将来的には新カラーに統一されると思いますので、新巴、城巴の既存のカラーリングのバスはいずれも見納めになります。
改めてになりますが、いよいよ2023年7月1日に二社が合併した新生「城巴」がスタートすることになります。
バス路線等に大きな変更はないため利用者の目線では大きな変化や不便を感じることはないと思いますが、香港のバス業界において大きな歴史を刻む日となることでしょう。
この日に香港に滞在されている方はぜひ新巴のバスを見納め、乗り納め、新しい城巴が立ち上がる瞬間をご覧になってみてはいかがでしょうか。
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