今回は台湾の高速バスの話題を紹介します。
日統客運から引き継がれた統聯客運の各高速バス路線の運行について
以前の記事で日統客運が高速バス路線より撤退し、その後の運行については統聯客運に引き継がれることを紹介しました。
2023年2月1日からは日統客運が運行していた各高速バス路線が統聯客運に引き継がれて運行を開始しています。
これにあわせて統聯客運では、引き継がれた各路線の運行ダイヤなどを公開しました。今回は引き継がれた各路線の運行形態がどのようになっているのかを以下に詳しく紹介していきたいと思います。雲林縣方面のご旅行にはぜひ高速バスのご利用もご検討ください。
まず、統聯客運へ引き継ぎ後、全ての路線は台北の乗り場が台北轉運站へ変更となっています。他の統聯客運の路線と同じ乗り場を使用して運行を行っています。その他、運行の詳細は以下に路線別に紹介します。
7000路 台北~西螺~斗六
毎日2往復(2023年2月1日現在、台北13時15分発、16時30分発、斗六7時発、10時発)は台北~斗六間直行で運行(西螺経由)。
その他6往復程度の便は1633路を台北~西螺間で利用し、西螺站で斗六行きの7000路に乗り換える形で利用。
斗六~莿桐間の各バス停から台北方面へ乗車を希望する場合、統聯客運西螺站に乗車予定日の前日までに電話予約の必要あり。
台北から斗六方面へ乗車する場合は電話での予約は不要。
7001路 台北~西螺~北港
毎日1.5往復の運行に大幅に減便。全便1633路を台北~西螺間で利用し、西螺站で北港行きの7001路に乗り換える形で利用。
7001路を新街~斗南交流道間の各バス停から台北方面へ乗車を希望する場合、統聯客運西螺站に乗車予定日の前日までに電話予約の必要あり。
台北から北港方面へ乗車する場合は電話での予約は不要。
台北~北港間は1633路が毎日8往復程度直行便でで運行しているため、そちらを利用するのが基本となる模様(全便西螺も経由)。
7002路 台北~西螺~四湖
毎日6往復程度の運行を継続。全便1633路を台北~西螺間で利用し、西螺站で四湖行きの7002路に乗り換える形で利用。
四湖~二崙間の各バス停から台北方面へ乗車を希望する場合、統聯客運西螺站に乗車予定日の前日までに電話予約の必要あり。
台北から四湖方面へ乗車する場合は電話での予約は不要。
台北~四湖間は1633路、1635路、1636路、1637路などが運行されているためそちらも利用可能(各路線とも北港站、西螺站などで乗り換えの必要あり)
7005路 台北~西螺~民雄(中正大学)
毎日7往復程度の運行を継続。全便1633路を台北~西螺間で利用し、西螺站で民雄行きの7005路に乗り換える形で利用。
民雄~斗南間の各バス停から台北方面へ乗車を希望する場合、統聯客運西螺站に乗車予定日の前日までに電話予約の必要あり。
台北から民雄方面へ乗車する場合は電話での予約は不要。
※各路線共に台北~西螺站間の利用は可能ですが、西螺站~各地の利用は不可。西螺站~各地の間のみの移動は臺西客運や日統客運の運行する一般公路路線(一般路線バス)を利用してください。
※週末や連休などには増発便が運行されることもあります。こちらで紹介しているよりも本数が増えることもありますので、統聯客運のホームページもチェックの上で利用するようにしてください。
統聯客運に引き継ぎ後の各路線は3列シート・トイレ付車両での運行となっています。長時間でも安心・快適に過ごすことができる設備の整ったバスでの旅をぜひ楽しんでみてください。
台北~西螺間は國光客運の路線(1838路、1839路の一部など)も利用できます。統聯客運の便がない時間帯に西螺へ向かいたい方は國光客運の各路線の利用もご検討ください。
この他、高雄~西螺間、台中~西螺間(台中客運運行)などの高速バスもありますので、使いやすい路線をぜひチェックしてみてください。
これからも台湾の地方部へのご旅行には高速バス路線が幅広く利用できます。鉄道のみではアクセスが難しい地域へも高速バスならばお得に楽々アクセスできます。ぜひ高速バスを利用して台湾の地方部を巡る旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
台湾旅行・台湾を楽しめる商品のご紹介
↓台湾旅行でのスマートフォン利用時必見!台湾用のSIMカードはこちらから↓
↓台湾でバス旅をしよう!台湾旅行をもっと楽しくするアイテムはこちら↓