今回は以前にも紹介した駅弁屋さんでの別メニューの飲食の様子を紹介します。
今回紹介するのは「中央軒 鳥栖駅5、6番ホームうどん売店」です。
このお店は以前も当ブログで紹介していますが、その際は駅弁の紹介のみとなっていました。今回は店舗で提供されるうどんをいただいた際の様子を紹介します。
中央軒ではJR鳥栖駅ホームでうどんメニューも提供しており、乗り換えや列車待ちの間に利用する人が昼夜を問わず頻繁に訪れています。
かしわめしや焼麦などの駅弁が有名なこの中央軒で提供されるうどんを今回は紹介したいと思います。
中央軒のうどん売店は鳥栖駅の5、6番ホーム(鹿児島本線下り久留米・大牟田方面及び長崎本線佐賀方面など)にあります。
他のホームにも店舗の建物自体は存在するのですが、2022年3月現在、5、6番ホーム以外の店舗は日中でも営業を再開している様子がありませんでした。
注文は店員さんに行い、代金も注文した際に直接支払います。支払いには現金のほか、交通系ICカードも使えます。
うどんメニューはかしわうどん・そばが390円、ごぼう天うどん・そばが490円、丸天うどん・そばが490円などリーズナブルです。ご飯ものはいなり寿司が1皿(2貫)160円、そして缶ビール260円もありますので、行き来する列車を眺めながら一杯というのも楽しそうです。
うどんのテイクアウトもできるようで、車内持ち込みの際は容器代が別途50円かかります。
うどん売店では駅弁も販売しています。この時はお昼時でしたのでそれなりの数が並んでいましたが、こちらで販売しているものには数に限りがあるため、品切れの際は改札外の売店に買いにいく必要がある時もあります。
主なメニューは名物のかしわめしは700円、蒸し焼麦は540円、焼麦弁当740円など、こちらも駅弁としては比較的リーズナブルなお値段です。蒸し焼麦はよく買いますが、お酒のお供や晩御飯のおかずにピッタリです。数も多くご家族でシェアもできますのでおすすめです。
今回はかしわうどん(390円)といなり寿司(160円)を昼食としていただきました。
中央軒のうどんメニューには全てかしわ肉が入っているそうで、実質こちらではかけうどんということになります。
うどんにはどっさりとかしわ肉とネギが乗り、提供時からとても食欲をそそられます。
うどんの麺は九州ということで柔らかめですが、福岡で食べるうどんと比べると細麺で少しコシがあるようにも感じられて、この店独自の食感だと思います。
出汁は煮干し、昆布、二種類の醤油、酒、みりんを使っているそうで(中央軒のホームページより)薄味に仕上がっていますが、かしわ肉のエキスが染みだして甘みのあるやさしい味わいになっていて染み渡ります。
いなり寿司はうどんによく合い、こちらもやさしい甘みのあるあげで包まれていてどこか懐かしい味です。
特急列車利用時は通り過ぎてしまう駅かもしれませんが、その懐かしい雰囲気の駅構内と今も交通の要衝として栄える鳥栖駅は一見の価値ありです。快速列車などを利用した際にはちょっと途中下車してみるのもよいかもしれませんし、佐賀方面への乗り換えの合間に立ち寄ってみるのもよいかと思います。
今回訪問したお店の情報
中央軒 鳥栖駅5、6番ホームうどん売店
住所:佐賀県鳥栖市京町729(JR鳥栖駅構内)
アクセス:鹿児島本線、長崎本線鳥栖駅下車。5、6番のりばホーム上
営業時間:朝7時~21時
定休日:無休
備考:支払いは現金、交通系ICカード(SUGOCA、nimoca、ICOCA、Suica等)に対応。立ち食い形態の店舗。5、6番のりば以外のホーム上店舗は休業中。改札口横の店舗は朝7時~19時まで営業。
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