宜蘭縣礁溪郷 礁溪轉運站(礁渓バスターミナル)の続きです。
礁溪轉運站からは葛瑪蘭客運の運行する高速バス1915路を利用しました。
1915路は礁溪轉運站から科技大樓站(MRT文湖線科技大樓駅)、臺北車站(鄭州)(台北駅)、萬華車站(臺鐵萬華駅)を経由して板橋客運站(板橋駅)を結ぶ路線です。台北駅、板橋駅方面へ向かう場合はこの路線が乗り換えがなく便利です。
葛瑪蘭客運の運行する礁溪、宜蘭、羅東方面の高速バス路線は座席指定制のため、ICカードで直接乗車することはできません。各乗り場にある窓口にて便と座席が指定された乗車券を購入する必要があります。
但し、乗車券を購入する際に悠遊カードなどのICカードを使用して支払いをすることができます。購入の際に窓口係員にICカードで支払う旨を申し出て下さい。礁溪から台北駅までの片道運賃は112元でした。
乗車したのは三菱ふそう製のハイデッカー車でした。車内はドア側から1列+2列の3列シートとなっておりとても快適です。
中程の階段を下りた所には狭いですがトイレも設置されており安心です。
各座席にUSB充電ポートなどの設置はありませんが、乗客用のWiFiが完備されています。接続用のパスワードは車内に掲示されています。
バスに乗車し、発車前になるとまずは運転手からシートベルトの着用について案内されます。
その後、車内のモニターにて車内の安全設備の案内、トンネルでの避難方法、運転手の過労運転防止についてのビデオが上映されます。一部の内容は日本語の字幕つきで流されます。その後は葛瑪蘭客運の乗り場や乗車方法、サービスや一般路線バスの乗継についてのプロモーションビデオへと切り替わります。
バスは礁溪轉運站を出発すると、温泉宿の建ち並ぶ通りを走り、数分ほどで頭城交流道へ。ここから高速道路に入ります。
高速道路に入るとすぐに雪山隧道に入ります。長いトンネルを10分以上かけて抜け、その後は坪林や石碇の山間部を走行していきます。
南港系統交流道からフォルモサ高速公路、木柵交流道からは台北聯絡線に入り、萬芳交流道の先、大安區の辛亥路三段に合流するように高速道路を下ります。その後、復興南路に入り北上していきます。
バスは台北側最初の停車地である科技大樓站に到着。こちらはMRT文湖線の科技大樓駅の目の前に到着となり、文湖線へ乗り換えて台北市内各地へ向かう際には便利なバス停です。
バスは科技大樓站を出ると下道経由で台北駅前を目指します。ここから台北まではまだ15~20分程度の時間がかかります。
そしてバスは礁溪轉運站から1時間ほどで台北車站(鄭州)に到着。今回はこちらで降車します。葛瑪蘭客運の台北駅前への到着便は台北轉運站には入らず、台北轉運站前の台北車站(鄭州)バス停での降車となっています。
1915路は萬華、板橋行きであるため、降車扱いが終わった後は板橋方面へ向けて再び出発していきました。
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