ムグンファ1317列車 ソウル→天安の続きです。
天安からは益山発のセマウル1160列車で龍山へ戻りました。
セマウル1160号は益山から長項線を経由して天安まで来て、天安から京釜線を走行して龍山へ向かう列車です。
長項線から来る列車は京釜線とは異なるホーム(首都圏電鉄線側)からの発車となりますので注意が必要です。
セマウル号はこれまでステンレス製のセマウル号客車で運行されてきましたが、2018年5月1日からは全てムグンファ号客車を改造した新型セマウル号客車に置き換えられています。車体塗装はITX-セマウル号に準じています。
車内も大きく改造が行われており、座席はムグンファ号よりも重厚感のあるものに取り換えられています。
シートピッチはこれまでのセマウル号よりも狭くなりましたが、ムグンファ号より快適性は高く、長時間の乗車も苦になりません。
各座席には引き出し式のテーブルが設けられているほか、窓側には韓国式のコンセントとUSB充電ポートが設置されています。
車椅子や立席の利用に配慮してか、デッキも一部広く取られた箇所があります。一部のデッキには大型荷物置き場も設けられています。
列車は天安駅を発車。20分ほど走って次の平澤駅に停車します。
平澤駅では両側にホームのある待避線に停車。片側が首都圏電鉄の高いホーム、もう片側が優等列車のホームとなっており、どちらの列車にも対応しています。ここで釜山からきたKTXに追い抜かれました。このKTXは大田まで高速線経由、大田から京釜線経由で運行する列車です。
待避の後、平澤駅を発車。この先にある芝制駅はSRTとの連絡駅ですが、このセマウル号は通過となります。
続いて列車は水原駅に停車。この列車も水原で降車する人が非常に多く、優等列車は水原駅の需要が高いことを実感しました。
この先も首都圏電鉄の駅などをいくつも通過してソウル方面へ向けて走ります。
続いて列車は永登浦に停車。ここでも降車する乗客が多く、車内はガラガラになりました。
出発時にソウル行きのKTXと並走しました。ソウル行きのITX-セマウル号などは永登浦でKTXの待避をすることがありますが、この列車は龍山行きのためか待避の必要がないようで、そのまま出発となりました。
永登浦から龍山までは10分もかからない距離です。首都圏電鉄の電車を抜いたり抜かれたりしながらゆっくりとした速度で走ります。
そして列車は天安から1時間15分ほどで終点の龍山駅に到着しました。
列車を降りるとサボの交換が行われていました。この車両は翌日の龍山発益山行きとして再び運行されるようです。
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