恵州市 火車站公共汽車總站 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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特快T8379次 広州東→恵州の続きです。

 

こちらは恵州駅前にある火車站公共汽車總站(恵州駅前バスターミナル)です。

恵州駅は市街地から離れた郊外に位置していますが、路線バス網が発達しており、列車で到着した後も容易に各地へバスで移動することができます。

路線バスだけではなく高速バスも発着しているほか、至近距離に高速バスの専用ターミナルもあり、移動手段には困らない場所です。

 

 

路線バスは駅前ロータリーのほか、端の方にあるバスの車庫も含めた場所が乗車場所になっています。

乗り場建物等には路線図が貼られており発着路線を確認するのは容易ですが、乗車するバスがどこから出るかはしっかりと確かめる必要があります。

 

 

高速バスも少数ではありますが駅前ロータリー内から発着しています。

高速バスは事業者ごとに乗り場がバラバラで、整備されたバス停から出るものもあればロータリー内の端にある小屋でひっそりと乗車券を販売している路線もありますので、こちらも乗車前にしっかりと乗り場を確認する必要があります。

 

バスとは直接関係ありませんが、恵州駅前には小金口駅という駅が隣接しています。小金口駅は地下駅で一見地下鉄駅のようにも見えますが、こちらは常平東行きの広恵城際線常小段の駅です。広恵城際線常小段は恵州と常平を結ぶ都市間高速鉄道で、小金口と常平東の間をおよそ1時間10分ほどで結んでいるようです。

 

それでは火車站公共汽車總站から発着するバス路線を紹介します。

路線が多岐に上るため、全てを紹介しきれないことをご了承ください。

まずは6路。恵州駅を出発し、東平、恵淡路口(河南岸汽車客運站)、中信恵州医院を経由して仲恺汽車站まで運行しています。

車両は宇通製のワンステップバスが使用されていました。

 

続いて11路。恵州の市街地方面へ向かう路線で、市人民医院、汽車站(恵州汽車站・恵州高速バスターミナル)などを経由して侨场まで運行しています。

こちらも宇通製の車両が使用されていましたが、6路の車両より一回り小さいようです。

 

こちらは29路。こちらも市街地方面へ運行しており、市政府、体育中心、汽車站(恵州汽車站・恵州高速バスターミナル)、東平を経由して马安へ向かいます。

こちらのバスは6路や11路を運行する事業者とは別の事業者が運行しているため、車体色やメーカーが異なります。

 

こちらは51路。恵州駅と雅居東正門の間を運行する短距離路線です。

この路線には短尺のLNGバスが使用されていました。

 

こちらは208路。市公安局、汽車站(恵州汽車站・恵州高速バスターミナル)、仲恺汽車站、镇隆汽車站、长龙、塘口村などを経由して、深圳市の六联小学まで運行します。恵州市内線ながら2区間だけ深圳市へ入る路線です。

こちらも車両は宇通製のワンステップバスが使用されています。

 

こちらはL6路。小金、山子村などを経由して博罗方面へ向かう路線です。

博罗エリアでは博罗汽車東站、城北市場などにも停車します。

車両はマイクロバスが使用されていましたが、長さが少し長く、ドアも前後についている珍しい仕様でした。

 

 

こちらはK1とK2路。経路が異なりますがいずれも大亚湾にある澳头港へと運行します。

市内線ながら長距離を運行する路線で、バス停数は90以上もあります。

車両は宇通製の路線バス型を中心に使用しています。

 

ここからは高速バスを紹介します。

こちらは淡水行き。路線バスも運行している恵南公司(公交)の運行で、比較的本数も多いように見えました。

高速バスということでハイデッカー車を使用しています。市内完結の高速バスですので4列シート・トイレなし仕様です。

 

こちらは黄埠行き。恵州市南部沿岸部にある街へ向かうようです。

こちらもハイデッカーの4列シート車を使用しての運行です。

 

こちらは博罗経由の石龙行き。石龙は東莞市にある街で、こちらは市外へ出る省内高速バスという形になります。

こちらの路線も短距離ですので4列シートのハイデッカー車を使用していました。

 

 

尚、駅を出て道路を挟んだ向かいには城北汽車客運站(城北高速バスターミナル)があります。

城北汽車客運站の方はとても閑散としており、主に恵州市街の高速バスの拠点は中心部にある恵州汽車站(恵州高速バスターミナル)になっているようです。