恵州市 火車站公共汽車總站の続きです。
恵州駅からは市内バスに乗って高速バスターミナルのある汽車站バス停まで移動します。
今回乗車したのは恵州市内線ながら隣の深圳市の六联小学まで運行する208路です。恵州市で路線バスなどを運行する東江公交の担当する路線で、六联小学を含む最後の2区間のみ深圳市に入ります。今回乗車した汽車站までの区間は全て恵州市内となります。
なお、恵州市内線では広州市の地下鉄やバスなどで使用できる羊城通カードが使用できます。羊城通カードで乗車すると運賃が5%引きになる割引もあります。運賃は基本的に先払いで、距離制運賃の路線では運転手に降車するバス停を申告しなければなりません。
208路も距離制路線でしたので、携帯のテキストで汽車站と打って運転手に見せて申告しました。中国は簡体字が使われていますが、香港が近いからか、恵州市では繁体字を理解する運転手も多いようです。尚、英語はほぼ通用しません。
今回乗車したのは208路では主力の宇通製のワンステップバスでした。恵州市内のみならず、中国国内ではワンステップバスをよく見ることができます。
座席配置は前扉~中扉間が1列+1列、後部が2列+2列の都市型配置で、前扉~中扉間がやや長く取られているので混雑にも対応できます。
座席はプラスチック製で硬く、長時間の乗車には向きません。
車内前方のLEDでは次に停車するバス停が表示され、更に車内放送も次のバス停案内と到着時の2度流れます。
降車ボタンは中扉付近などにあり、降りる際にボタンを押して中扉で待機するといった形で利用します。
バスは恵州駅を発車し、市街地方向へ進みます。市街地へ近づくにつれて交通量も多くなり時々渋滞する場面もありました。
大きな川にかかる橋を渡ると恵州市街地へと入っていきます。このあたりから乗降も増え、立客も出るようになってきました。
そしてバスは35分ほどで汽車站バス停に到着しました。
このように恵州駅から市街地までは距離があり、バスでもかなり時間がかかるので時間には余裕を持って行動した方がよさそうです。