國光客運 台北車站(北一門) | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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前回、國光客運台北車站について紹介しましたが、今回も同じく台北駅前にある國光客運の乗り場を紹介します。

 

 

國光客運台北車站は手狭であるため、今まで台北西站A棟より出発していた一部の路線が入り切れておらず、國光客運では引き続き路上のバス停より一部の短距離路線を発着させています。

こちらの乗り場は台北車站(北一門)として案内されています。

 

 

台北車站(北一門)の乗り場は台鐵及び高鐵台北駅の北一門を出た正面にあり、アクセスしやすい位置にあります。また、MRT台北駅のM1出口に近く、またM2出口からもアクセスができます。

 

 

台北車站(北一門)は基本的に路上のバス停であるため、乗車券などの販売は行われていません。こちらから出るバスを利用する場合はおつりのないように現金を用意するか、各種ICカードにて運賃を支払うことになります。

國光客運台北車站のほぼ真裏に位置していますので、電子回数券の販売や悠遊カードへのチャージなどは國光客運台北車站で行うことができます。

すぐそばには台北市内の路線バスが発着する台北車站(鄭州)バス停があるため、台北車站(鄭州)からの乗り換え案内も液晶画面にて行われていました。

※一部路線図では台北車站(北一門)も台北車站(鄭州)と案内しているものがあります。

 

それでは台北車站(北一門)から出発するバスを簡単に紹介していきます。

まずは桃園行きの1816路。重慶北路のバスレーンを通り中山高速公路を経由し、台鐵桃園駅近くにある國光客運桃園站まで運行しています。台北側の一般道走行区間が短く、バスレーンを走行することから渋滞にもあまりかからず、桃園まで早く移動することができます。

昼間は10~20分間隔にて運行されており、車両は4列シート車が使用されています。

※桃園空港行きの1819路とは異なる路線です。乗り間違いのないようにご注意ください。

 

こちらは中壢行きの1818路。こちらも重慶北路のバスレーンを経由して台北交流道より中山高速公路へ入り桃園市中壢を目指します。一部の便は中壢車站の先、中原大学まで延長運転されます。

昼間は10~25分おきでの運行で、こちらも4列シート車両が使用されています。

 

 

続いては台湾東部方面への路線を二つまとめて紹介します。

台北車站(北一門)からは羅東行きの1811路、南方澳行きの1812路が運行されています。

いずれの路線も重慶北路のバスレーンを経由して台北交流道より中山高速公路へ入り、まずは基隆端まで行きます。基隆端からは下道に入り、海洋大学、八斗子、海科館、福隆、石城、頭城などを経由。その後、羅東行きの1811路は青雲路より分かれて宜蘭、羅東へ向かいます。南方澳行きの1812路は宜蘭や羅東は経由せずに蘇澳、南方澳方面へと運行します。

下道区間が長いため、羅東までは3時間半、南方澳までは3時間20分という所要時間になっています。

運行は羅東行きが一日5本、南方澳行きは一日わずか1本のみですので、時刻表を確認の上利用する必要があります。

 

 

そしてこちらは楊梅行きの9002路。國光客運の路線ではありませんが、台北西站A棟より出発していた高速バス路線であることから北一門より発着しています。

三重客運と新竹客運の二社共同運行で、30分~2時間おきの運行です。楊梅行きの最終便は20:00と早くなっていますので、深夜帯の利用ができないのは少し不便な所です。

 

 

このほか、かつて台北西站A棟より発車していた三重客運運行の林口行きの1210路は北一門のすぐそばにある台北車站(鄭州)バス停より発車しています。

三井アウトレットパーク林口へ向かう場合はこちらのバスを利用して、林口三井バス停で降りると便利です。

 

現在、國光客運の台北駅前の乗り場は、短距離路線が國光客運台北車站及び台北車站(北一門)、中長距離路線が台北轉運站からとなっています。

路線によって場所が異なりますので、自分の利用する路線の乗り場をしっかり確認するようにしましょう。