四国は行ったことがなかったので出かけました。

岡山から瀬戸大橋を通り、高松に着き、

フェリーで小豆島土庄港に到着しました。

朝8時前に家を出て2時頃着きました。

海は穏やかで、島が並んでいました。

バスで公園に行き、スケッチしました。

あちこちオリーブが植わっていて、

建物の壁や屋根、車等オリーブ色です。

丘の上にはオリーブの木々、ギリシャの

白い風車があり、海が見えます。

テレビの街角ピアノはスケッチの右の大きな

オリーブの木の下で行われたのだと

話している声がしました。

あっという間に帰りのバスに乗り

フェリーに乗り、夕方高松に着きました。

駅近くでうどんを頼みました。

関東ではちょっと甘めの濃い口しょうゆですが、讃岐では

澄んだ潮汁に手打ちうどんがどんぶりに入っていました。

 

 

六本木の森美術館で3月31日までやっています。

3年程前、「地球再生」というテーマで個展を

したので、興味がありました。

展示場は今まで使った材料で組み立てられていました。

国内外のアーティストの作品が並んでいました。

明らかに芸術作品とは違う作品です。

環境問題を訴える作品の輸送問題が地球に負荷を

与えるという矛盾をどう考えるか。

人間の表現の自由はどの程度許されるのか。

帰りに出光美術館の 池大雅展を見ました。

雪舟とは違ったどこまでも優しい自然を見ました。

 

 

 

三重県立美術館で 洋画の青春 明治期・三重の若き

画家たち を4月14日までやっているので行ってみました。

名古屋から亀山に行き、関宿に寄りました。

江戸時代の東海道宿場町で 200軒当時の建物が保存されています。

本陣や、こげ茶色の細い格子戸や白い土壁の商家が並んでいます。

その後津に向かい、広くて立派な美術館に着きました。

京都芸大通信の卒論に山下りんを調べたので、

明治期の洋画と呼ばれた油絵の事情はとてもなつかしかったです。

藤島武二、鹿子木孟郎等三重で図画教師として活躍したとか。

当時の油絵が並んでいました。

今ポーズ人形と呼ばれる木の人形がありますが、明治期イタリアから

取り寄せた ポーズ人間が1番印象に残りました。

おがくずのようなものを布か皮で被せた女性の体で、

大切に保存されていたようです。

今では何の迷いもなく油絵を描いていますが

日本の先輩たちの絶え間ない努力を感じました。