チェルケス | トルコ人夫と二人二脚人生

トルコ人夫と二人二脚人生

縁あってトルコ人男性と結婚して22年。
トルコの酒類や食品、雑貨などを輸入する㈱ティー・オフィスを経営。
2011年表参道に開店したトルコレストラン「エフェス」は今年9月いっぱいで閉店しましたが相変わらずトルコと日本の懸け橋となるべく奮闘中

定宿近くは


イスタンブール随一の繁華街にも近いし


星付きをはじめ


上から下まで色々なレストランがあり


食いしん坊の私達(いや私)にとって


限られた日にちの中で何処で何を食べるか?


迷うところ 


ここに来たら1度は行くのが


お手軽なFiccin


とは言うもののイスタンブールの


物価高には閉口しますが、、、


先ずは徒歩1分という近さ


ランチ休憩なく通し営業

(いつでもアルコール可(これ大事(笑))


屋内は勿論

細い通りの両側にはテーブル席がセットされ

外ご飯が好きなトルコ人

外の席から埋まっていきます 

通行人はそれを見ながら通るって感じ

まるでフィッチィン通りと呼べそうな路地

来るたびに拡張されてるな


先ずは旦那と遅いランチ


いくつかの前菜と共に
 
ちょっとお酒を楽しみ 


やっぱり何処に行っても外せない

旬のアーティチョーク


セロリ


ほうれん草


いんげん


メインは

アルバニア風牛レバー

これがちょっとスパイシーで

美味しいんですよね~


別の日


旦那の知人がホテルに訪ねて来たので


一緒に再訪


実はこのレストランのオーナーは


チェルケス人


チェルケス人?


私も旦那と知り合いこの民族を知りましたが


北西コーカサス語族で


チェルケス語を母国語とする民族


コーカサス戦争により


多くのチェルケス人が


故郷を失い


その多くがトルコに暮らしているのだという


で、この友人もルーツはチェルケス人



ちょっと辛くエズメみたい




チェルケスチキン

いわゆるフムスのようなメゼですが

コーカサス料理らしく胡桃が入っていて

そこにチキンと、ハーブが加わっている


トルコのマントゥともジョージアのヒンカリ

ともちょっと違う

旦那の故郷、ヒ(フ)ンゲルに似てる

チェルケス風水餃子


中にほうれん草とチーズが入ったギョズレメ


牛肉スパイシー焼き


チェルケス料理も


トルコ料理と同化していて


私から見ると


あまり差がないように思えますが


ことばとして


チェルケス人、チェルケス料理と


なると、今はトルコ人として生きていても


改めて自分達の民族、ルーツを


誇らしく思うのかしら、、、 


旦那の友人の熱い語りを聞いていて


と思いました