救急車 -急性期- | 妻と私の異世界生活

妻と私の異世界生活

2020年の春
妻が統合失調症を発症

突然、異世界に放り出された妻と私の闘病記録

急性期、休息期を経て回復期に入り安定したのも束の間、2023年の夏、妊娠発覚と同時に再発

いつかこのブログが誰かの助け舟になります様に。



-発症から2ヶ月後-


夢遊病の翌朝、




妻は朝から無表情で、


立ったり座ったりを繰り返して静かに、


「もうダメだ…」


と頭を抱えながらカーペットに横たわり、


私達の声は聴こえてないような感じでした。





おそらく全員偽物で、


皆んなが殺された妄想が続いていました。





急に立ち上がり包丁を手にとり、


お腹に刺そうとしたギリギリで止めましたが、


暴れ始め外に飛び出そうとしました。





大人3人でも止められないほど力強く、


「もう許してください!」


と叫びました。





私ももうダメだと思い、


泣く泣く父親に救急車を頼みました。





救急車が到着すると、


窓から見えた救急車に


「何で救急車が来るの?!」


「やっぱりおかしい事が起きてるんだよ!」


と発狂しました。





救急隊員は無理矢理救急車に乗せることはせず、


慣れた様子で優しく妻をなだめ、


ゆっくり話を聞いていました。





そのうちに警察が到着し、


妻は再びパニック状態に陥りました。





私は警察に外に連れて行かれ、


事情聴取を受けました。





すると救急隊員が来て警察に、


「旦那さんを戻してください」


「あなた達、今の状況わかってるんですか!」


と少し怒ったように言いました。





患者最優先で動いてくれていることに、


すごく感心した事を覚えています。





部屋に戻ると、


妻は病院に行くことを了解していました。





救急車に乗ると妻は萎縮しており、


「鳴らしているサイレンを消してください!」


と言いましたが、


「鳴らさないといけないんです、すみません」


と断られていました。





救急隊員は


「入院設備のある大きい精神科病院に行きます」


と私と両親に説明しました。





一生関わることのないと思っていた


精神科…閉鎖病棟…





2ヶ月、ろくに寝ることもできず、


不思議な事が起きすぎて


何も感じなくなっていた私は、


「大きい病院ってどんなとこなんだろう」


「何でこんな事になったんだろう」


と、救急車に揺られながらぼーっと考えていました。




こんな時に冷静な自分に違和感を感じながら。


-現在- (発症から2年半後) -回復期-

寒くなってきましたねえー

私はまだ半袖ですが…

私は先日買ったiPhone14proの操作にようやく慣れてきたところです。

やっぱり最新はいいものですニヤリ

妻は寒いと言って毛布にくるまって、
スヌーピーのまちがえ探しをやっています知らんぷり

急性期の妻はスマホも監視されてると思い込み怖がって触りませんでしたが、

今は余裕みたいです。


病前はポチポチ星人でしたが指差し

なんか

「足つったっ!不安

て騒いでるので失礼しますえー