第16期決算 | Good Life Company 社長ブログ

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本日、2023年12月期(第16期)の決算発表を行いました。
 

あわせて、2024年12月期(第17期)の業績予想と中期経営計画についても公表しております。
 

詳細は決算説明資料にて解説しておりますが、私の方でもポイントを絞って補足的に説明したいと思います。
 

まずは第16期の決算です。
 

売上高 114億円(前期比+41.9%)、営業利益は10.6億円(前期比+85.6%)で着地しました。


 

おかげさまで、売上高は創業以来15期連続増収となり、期初の目標としていた、売上100億円、経常利益で10億円を突破するという目標は達成することができました。

 

その要因としては、土地、建売の販売件数の増加に伴うアセットマネジメント事業の成長が大きく寄与しています。
販売エリアの内訳でいくと、福岡5件、熊本4件、沖縄4件という割合です。
 

また、期末時点の在庫も請負9件、建売7件となっており、今期に向けての在庫も十分つみあがっております。

 

 

そして、今期の業績予想です。
 

今期は売上高  170億円、経常利益 15.5億円 を目指します。

アセットマネジメント事業においては、17件の販売を見込んでいます。

竣工棟数の増加に伴い、プロパティマネジメント事業、エネルギー事業も積みあがっていく見込みです。
 

これまでの業績推移からすると、チャレンジングな数値にみえるかもしれませんが、積み上げている在庫を踏まえると十分実現可能な数値だと思っています。

上記の数値を達成するためにも、人員の強化には継続的に取り組んでいきます。
 

今期は35名の増員を予定しています。

全部署増員していく予定ですが、特に建築棟数増加に対応するために建設人員の採用を強化し、施工体制を盤石なものにしていきます。



 

 

さて、今回改めて、当社のビジネスモデルの強みを振り返ってみました。
 

 

まず1つ目は、高い資金効率性にあると思っています。

 

一般的な区分マンション等の開発の場合、売上が計上されるのは、建物の竣工時点となりますので、資金の回収期間は約2年(仕入から竣工までの期間)となります。
 

一方で、当社のマンション開発の場合、仕入れた用地は、投資家の方へ販売し、投資家が建て主となって建築を行っていただくことで、資金の回収期間は約5カ月(用地仕入から用地売却までの期間)となっており、効率的な資金運用が可能となり、多くの案件を手がけることが可能な財務体制となっています。
 

 

もう一つは高い訴求力です。

 

当社の販売先は既に物件を保有されているオーナー様の再購入や紹介によるお客様の購入が95%以上を占めています。そのため、販売における広告宣伝費はほぼ使っておらず、新規投資家開拓にかける工数や人員を最小限に抑えられていることが特徴です。

 

裏を返すと潜在的な投資家はもっと多くいらっしゃるのですが、投資家が多くなりすぎても販売する物件が足りなくなってしまうため、あえて拡大を抑えているという状況です。
 


また、管理離脱率が低いことも強みの1つです。



 

これも高い企画力や適切な管理体制により入居率が高水準を維持できていることから、オーナー満足度も高くなっているものと考えています。

そして、その結果として安定的なストック収入が確保できているということも強みです。



前述のプロパティマネジメント事業とエネルギー事業によるストック収益で、販管費のカバー率は80.2%となっています。

 

このストック収益があるからこそ、アセットマネジメント事業において、一定のリスクをとりながら積極的な投資、仕入ができていると考えています。
 

いつもはアセットマネジメント事業の話が中心となってしまい、プロパティマネジメント事業にはなかなか触れる機会が少ないですが、経営は攻めだけではなく守りも重要です。

 

当社はその守りの部分も実は強いという特徴があります。

 

 

そのような当社の強みを踏まえ、2025年までの中期経営計画を作成しました。
 

売上は210億円、経常利益は20億円を目指します。


 

2025年までの数値は、既存エリアで既存事業のみでのオーガニックな成長を想定しています。

そして2026年以降の更なる成長に向け、以下の施策を並行して仕込んでいく予定です。
 

 

1つ目は既存エリアの深堀りです。
既存の福岡、熊本、沖縄エリアにおいては、まだまだ賃貸需要は旺盛で、しばらくは高い水準で推移していくことが想定されています。特に熊本においては、最近のブログでもお伝えしているとおり、TSMCを筆頭に多くのメーカーの工場進出も計画されており、人口増加に伴う賃貸需要は高まっていますので、需要に応える供給を行っていきたいと思います。

2つ目は新エリアでの営業体制の確立です。
現在札幌支社の開設を予定し、既に1件のプロジェクトが進行中です。
当社のオーナー様は物件を複数棟所有されている場合が多く、今後もエリアを拡大することは、商品ラインナップを拡大させ、オーナー様の投資リスクの分散に寄与するものと考えております。
 

3つ目はM&Aを含む新規事業の創出です。
既存事業のオーガニックな成長に加えて、更なる企業価値向上に向けての成長エンジンも作っていきたいと考えています。もちろんすぐに業績に寄与するとは考えておりませんので、こちらは既存事業の拡大と並行して急がず進めていきたいと考えています。



前期は、目に見える結果を出すこと、そして中長期のビジョンへの課題に対して属人的な部分を排除し再現性の高い組織作りに注力してきました。

私は経営には再現性と成長スピードが重要だと考えています。
いかに組織として自走できるか。

そのためには目的に対しての解像度を上げていくことも重要です。
 

今回初めて2年間ではありますが中計を発表させていただきました。

2年間は既存エリア、既存のビジネスモデルだけの解像度の高い目標値です。
 

もちろん私自身、今はまだ通過点との認識ですので、日本を代表する企業となれるよう、今後さらに未来への解像度を上げていき成長を加速させていきます。

更なるGLCグループの活躍にどうぞご期待ください。

 

 

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