始まっている"ひまわり作戦"
5/12 NHK TVで、ひまわりに放射性物質を吸収させる実験について取り上げている様子が報道された。
JAXAの山下雅道さんは、ひまわりは、放射性物質を取込むことがチェルノブイリからの報告にあり、カリウムとセシウムは性質が似ているので、ひまわりがセシウムを体の中に取り込むことも解かっていて、およそ98%を吸収するという。
既に筑波大学ではひまわりとセシウムの関係についての実験に取組んでいて、
植物の成長生理を研究する富田香織さんは、現在塩化セシウム(放射線は出ない)を与えてひまわりの成長過程を調べている。いつの時期が一番吸い込むか段階を追って見ていくが、実際に行うときに、効率のよい方法を探さないといけない。
ひまわりを植えれば放射性セシウムが全部環境から取り除かれるのではなく、土の中 根源にあるところから ひまわりに移動してくれるだけなので、ひまわりを処理しきるところまで、何とかしなければならない。
ヘリコプターで蒔くことも可能だが、水遣りはどうするか、鳥などに食べられることも考える必要がある。
この課題に取組んだ平塚農業高校園芸科学研究班は、乾燥しない材料で種をくるみ、鳥の嫌がる光物として、女性が使用するラメを貼りつけたものを考案し発芽実験をしたが、うまくいったと言う。
ひまわりをどのように処理するかなど、まだ解決しなければならない課題は多いようだが、きっと良い方法が見つかるものと期待している。
注).H230914 農水省による実証試験結果発表では、ヒマワリなど、植物によるセシウムの吸収効果は小さく「現場への普及の段階にない」と結論付けました。
ボイスキュー「ぴたっと。三島」編集長
三島市を紹介する情報誌「ぴたっと。三島」の、新しい編集長である村上ひさ子さんからお電話を頂きボイスキューに伺いました。
取材の内容は、「ほたるフェスタin三島2011」に関する件でしたので、昨日のMYプログで紹介したようなお話をしましたが、村上ひさ子さんは、以前東京の某大手バス会社で編集に携わっていたとのことから、つぼを心得たインタビューは楽しいものでした。
村上編集長
つい私も調子に乗って、ホタルや水や歴史など三島の良さについて話しながら、東京で生活していた人から見た三島の魅力は何かと尋ねますと、「櫻家」さんの佇まいと源兵衛川の流れを見ながら順番を待つ光景は、良い雰囲気だと仰るではありませんか。
以前から、三島ホタルの会やグラウンドワーク三島への視察者から、三島の街は、懐かしさを感じる。落着いていて心が安らぐ等々の言葉を伺っていましたが、具体的に何処がどうと言う形では聞いていませんでしたので、村上ひさ子さんの言葉は貴重なものでした。
村上さんには、市内を取材する中で、東京人が魅力を感じると思われる場所や光景があったら教えて欲しいとお願いをしてきました。
ボイスキューの女性は、素敵な方ばかりです。
ホタルまつりのポスター(ゲラ)できました
「ほたるフェスタin三島2011」第2回打合せ会がありました。
今年は、三島ホタルまつり実行委員会・リメンバー六反田(広小路笑栄会)・一番町商店振興会・芝本町商店振興会・広瀬通共栄会の5団体が揃って、6月11日(土)に東日本大震災支援をうたって開催します。
イベントの内容は、それぞれに工夫がありますが、今後の三島市のHPやポスター等にご注目ください。
私が会長を務める三島ホタルまつり実行委員会では、源兵衛川を飛ぶゲンジボタルをメインに、無料開放される市立公園楽寿園において、福祉団体の皆様と一緒に各種ステージイベントや、蛍トンネル・大抽選会などを催します。
特に今年は、伊豆の国市にお住まいの女優・藤田弓子さんが参加(予定)され、障害者の皆さんと一緒に震災支援の募金を呼びかけて下さいますので、大勢の方のお集まりを期待しています。
当日に向かって、逐次情報をお知らせして参ります。
ヒマワリで放射能汚染土壌を浄化
5月7日付の読売新聞に、ヒマワリで土壌浄化 農水省 飯舘村で試験栽培 という見出しの記事を見つけました。
内容は、
『福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故による土壊汚染問題で、農林水産省は今月中にも、放射性セシウムなどを吸収する効果があるとされるヒマワリを、福島県飯舘村の農地に試験的に植える方針を固めた。秋には同様の効果が期待されるナタネを植え、それぞれ耕培前後の土壌の放射性セシウムの値を調査し、来年以降、本格的に栽培するかどうか決める。
同省では先月下旬、ウクライナのチェルノブイリ原発周辺を視察し、ヒマワリなどの放射性物質に対する効果について地元研究者らから聞き取り調査を実施、今回の実験を決めたという。
福島県が先月公表した土壌検査では、飯舘村の水田の土1㌔・㌘当たりの放射性セシウムの値は最大2万8901ベクレルで、農水省が設けた規制値の5000ベクレルを大幅に上回っていた。
鹿野農相は6日、飯館村の菅野典雄村長との会談で、植物による放肘性物質吸収の研究を進めていることを述べた上で、「飯舘村でもう一度農業をできる状況を作りたい」と語った。』と言うものですが、この記事を見て、知人の「望月しょうせいどう」H23.4.13のブログ、JAXA相模原キャンパスから届いたメールマガジン
http://fujibijin.blog24.fc2.com/blog-entry-528.html
記事中の、『原発事故の荒野をヒマワリで埋めよう』 by宇宙環境利用科学研究系・宇宙農業サロン 山下雅道先生 に詳しい内容が記されていますので、ご覧頂けましたら幸いです。
浜岡原発の運転停止と三島市議会
マスコミ報道によると、菅直人内閣総理大臣は6日、記者会見で浜岡原子力発電所の原子炉を全て停止する要請を中部電力に行ったと発表した。
理由について総理は、浜岡原発で事故が発生した場合、社会全体に及ぼす甚大な影響を考慮した結果だと説明。
また、今後30年以内にM8程度の東海地震が発生する可能性が87%とする文部科学省のデータを引き合いにだし、状況が切迫している点を挙げた。
浜岡原発では4、5号機が現在稼働中。中電は定期点検中の3号機の運転を再開する可能性を示唆していたが、川勝知事は否定的な見解を述べていた。
管総理の発言は、浜岡原発の置かれた状況を考えると、当然の措置といえるが、一般的にはそこまでの緊迫感を持たない人が多いとの印象がある。
三島市議会の2月定例会に、「原発震災」を未然に防止するため、直下で巨大地震が想定されている地域にある浜岡原発の安全性に対しては、徹底した地質及び原子炉の調査を実施すると共に、安全性が確認されるまでの間は、原発の運転を停止すること。を要望する意見書草案を私が提出したところ、東芝組合議員を含む連合系の3議員に反対され、結局、原発震災を未然に防止するため、今回の大震災を踏まえて巨大地震が想定されている地域にある浜岡原子力発電所の安全性に対しては、徹底した地質及び原子炉の調査を実施するとともに、最悪の事態を想定した抜本対策を行うこと。という文言に変えて、国と県に提出したが、市民の命より会社大事の体質が明らかになり、誠に残念であった。
今回、連合支援の上にある菅総理の発言を聞いて、3議員はどのように感じたか知りたいものである。
注:三島市議会は、全会一致の場合しか意見書を提出できません。
東日本大震災とグラウンドワーク三島の支援活動
現在、NPO法人グラウンドワーク三島では、東日本大震災支援活動として、「子どもを元気に富士山プロジェクト」に取組んでおります。
第1回目は4月15日から17日までの2泊3日。短い時間でしたが、宮城県石巻市の避難所から参加された被災児童や家族の皆様51名に、伊豆の温泉や三島の水辺、富士山の景観を楽しんで頂きました。
第2回は、4/29~ 5/1。避難所生活が長く、体力的にも精神的にも疲れがたまり、息抜きや気分転換を図りたいと希望されている、被災家族や児童の皆様から、多くの申し込み頂きました福島県いわき市の方々をお迎えすることになりました。同法人の評議員である私も、お迎えに同行いたしました。
4/29は連休初日と言うこともあり、行き帰りの渋滞を心配しましたが、概ね順調に移動できました。
常磐自動車道・交通規制の文字。道路が波打っているのがわかりますか?
サービスエリアにて
この「子どもを元気に富士山プロジェクト」を進めるに当たりましては、多くの方々の支援金や援助により実現してしていることに感謝申し上げます。
・いわき市吉野家様牛丼無提供
・鯛元様たい焼き提供
・函南町土屋治療院様マッサージ提供
・伊豆長岡温泉寿荘様協力
・順天堂病院様こども無料健康診断
・江間いちご狩り組合様協力
・酪農王国オラッチェ様協力
・みしまプラザホテル様昼食等提供
・美顔エステ提供
・いちごプラザ様いちご大福等提供
・伊豆長岡福島県人会様より提供
・万葉の湯様協力
尚、高速道路料金は、静岡県からの支援がありました。
ありがとうございました。
第3回目は、宮城県石巻市の皆様をご招待させて頂きます。
三島市議選の結果から を解析する
4/24日の本ブログのアクセス数は、前日(4/23日)の約2倍、1381アクセスありました。
内容別に分析しますと、25.1%と断トツなページは、4/18日の「候補者一覧」。つづいて25日0時過ぎにアップした「選挙の結果から」が、9.4%。以下、17日の「市議選始まる」、19日の「公約を分析する」、そして告示日17日の「候補者全員のポスター写真」と続いていました。
この結果を見ますと、市民の皆様が、投票をするために最後の確認として、このブログを活用して下さったものと理解できます。
2番目に多かった「選挙の結果から」は、投票の結果を気にされた方が、深夜にも拘らず閲覧して下さったことと感謝しています。
今後ともご愛用の程よろしくお願いいたします。
三島市議会議員選挙の結果から
この度の選挙で、3回連続トップ当選だった連合の石渡光一氏が、新人の古長谷稔氏にその座を譲ったことが注目されます。
古長谷氏は4年前の県議選出馬を前に、浜岡原発が地震により破壊されると、その影響が東京にも及ぶという内容の「放射能で首都圏消滅―誰も知らない震災対策」を出版していますが、今回の地震と津波によるフクシマ原発の制御の難しさが報道されたことと重なって、その先見性を認める投票行動があったのではないかと思います。
以下、公明党の鈴木文子氏、同新人の堀江和雄氏、そして連合の川原章博氏と続きました。その他の現職組は堀考信氏以外は、しっかり当選をしています。
落選した新人さんは、準備不足があったのではないかと思われますが、半数近くは、若い方々ですので、4年後には捲土重来を期して頂きたいものです。
嵐の前の・・・
開票台
正式の得票は以下のアドレスでご確認ください。
http://www4.city.mishima.shizuoka.jp/msenkyo/cgi-bin/mkaihyo_pc.cgi