”骨瘤”その後の話 | ぽんこつライダー、自馬を持つ

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元競走馬を引き取って、二人四脚奮闘する備忘録
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もう5年前の記事なのですが、いまだにアクセス数が多いようなのでちょっと続きを書いてみます。

 

 

 

恐らく骨瘤の情報を知りたいと思ってここにたどり着いた方は、乗馬の骨瘤ではなく競走馬に出資されてる方なんだと思うので、ムーンさんのその後の経過を書いたところであんまり参考にならないかもしれませんね。

しかももう5年経ってるので……笑

 

こちら骨瘤発症から5年後、2024年6月16日に撮影してきました。キレイに治ってます。

どのくらいでキレイに引くのかまでは記憶も記録もありませんが、リブログした記事のあと、骨瘤発生してから1ヶ月くらいは歩様がコツコツしていたりしていたよう。(ただし右トモの踏み込みが悪いとか、右トモ球節の裏がもやもやしているとか、骨瘤じゃない原因も多分にありそう)

過去の記事を読み返す限り、右前の出が~という書き方をしているのはこの骨瘤が発症して1ヶ月以内のことが多く、それ以降ではあまり骨瘤&右前のことについては触れていませんでした。その間、速歩だけにしてみたり、軽めのフラットワークにしてみたり、跳んでみて翌日の歩様を確認してみたり、と手探りで状態を探っていたようです。少しずつ運動負荷を上げてみて、その運動を続けていいか、それとももっと負荷を落とす方がいいのか、歩様と触診(熱感や触って痛がらないかとか)で確認していきました。

もちろん馬によって静養期間はまちまちでしょうが、ムーンさんに限っていえば骨瘤に伴う歩様の違和感は1ヶ月を目途に消失している、ということだと思います。

 

治療法はこれといってないですが、熱感があるなら水冷や、足元を冷やす粘土のようなものを塗布して冷やすことでしょうか。

私もこのときに冷却粘土を買いましたが、感覚がバグっていて20kgもの大量の冷却粘土を買い、いまだに使い切っていません← もう効果ない気がするな!(笑)

 

もちろんこれは当時10歳のサラブレッドが骨瘤を発症した例ですので、出資馬について検索されてここを見ている方は1~2歳の若馬に対しての骨瘤の予後について知りたいということだとは思います。

私の馬の例が参考になるかは微妙だと思いますが、ただやることは同じだと思います。

痛みや熱感、跛行などがある場合には水冷などで足を冷やして静養、それらが軽減してきたところで少しずつ運動負荷を上げて状態確認、の繰り返しです。静養期間は馬によってまちまちだと思いますが、ちゃんと時間をかけてあげれば予後は良好な疾患だと思います。

 

見た目に瘤ができるのでびっくりすると思いますが、数年すればちゃんと引きます(笑)

骨になにが起きてるんだろう!?飛び出た骨って引っ込むんだね!?とは思うけど、別に痛くないならそんなに気にしません。いつの間にかなくなってたわ~、です。

乗馬ならクラブの偉い人の、一口の出資馬であるなら牧場の人の、それぞれ管理にお任せして心配ないと思います。私たちが焦ったところで引っ込まないし、見た目を気にしても忘れたころにはなくなってます。

 

なにかこれが参考になれば幸いです。