私は以前、心理学に基づいた講座を数年間受けていました。
そこでは、
今でもわたしのテーマである、
「幸せになること」や「夢を叶えること」について学んでいました。
その講座の中でやった、
「自分に残された時間」を自覚する
というワーク。
自分に残された時間というのは、
「今」から「死ぬ」までの時間のこと。
「だって、いつ死ぬかわからない。」
というのは一旦置いておいて、
平均寿命を自分の命の時間に置き換えて、
計算をしていくものでした。
その計算は、最終的に、
「自分がこれからの人生で使える、自由な時間」
というものをはじき出し、
自分に残された時間が、
「こんなに無いんだ!」
というものを自覚するワークでした。
なぜその自覚を求められたかというと、
時間は刻々と減っていくもの。
とされていたから。
だから、
一刻も早く行動しよう!
夢を叶えることにもっと真剣になろう!
そんな気持ちを持てるようになることを、
目的にしてたんじゃないのかな?
と思います。
私もこのワークをしました。
そして、
「自分が使える残りの時間」がはじき出された時に感じたこと。
それは、、、、
ただの数字
でした。(笑)
でも、当時の私は、
「自分の素直な感想を述べましょう。」
と、言われているにも関わらず、
正解の答えを、自分のことのように答えました。
きゃー、こんなに時間がないなんてびっくり!
って。(大嘘!)
なぜ自分の本当の気持ちに嘘をついたかというと、
そう答えないと、
その講座の次のステージに行けないと思っていたから。
当時は、
自分の心のことを勉強をしているのにもかかわらず、
自分の気持ちに正直でいることよりも、
外側にある「正解」を、
自分の新しい生き方として、身につけていく。
そんなことをしていました。
さらに、
自分がその外側の「正解」を感じなかったのは、
自分に自覚症状がないからだ
と、結論づけ、
なんとか、
「やばい!」
「時間がないんだ!」
と、自分に思わせようと、
「自分に残された時間」の数字と、
「にらめっこ」をし、
感じよう。感じよう。「これ」を感じよう。
と、
「正解」として出されていた感情を
自分に押し付けていました。
当時は自覚していませんでしたが、
と〜ても苦しかったです。
自分の中に「時間が減っていく」という感覚がなくて、
どんなに押し付けても、自覚できませんでした。
だって、「ない」から。(あたりまえ。笑)
時間を挟んで、2回そのワークをやったのですが、
私が感じたことは、やっぱり同じ。
ただの数字。
なのに、
でも、やっぱり、
そう思ってはいけないんだ。
これが自覚できないから、私はのんびりしているんだ。
だから、私はダメなんだ。
と自分の本音を否定し、
どうにかこうにか、
「正解」を自分に取り入れようとしていました。
3日連続30度後超え〜。大好きなパン屋さんで、水出しコーヒーをものすごい勢いで飲みました。(笑)
当時は、
「ただの数字」とまでしか分かっていなかった、
自分の時間への感覚。
さきこさんの哲学に出会い、
はるかさんに実践的な自分との向き合い方を教えてもらうにつれ、
じわじわと、
自分が時間に対して捉えている感覚が見えてきて、
それが私にとっての正解だと思えるようになりました。
私の中の正解。
それは、
時間は、増えるもの。
私は、1日が始まる時、
今日、また24時間が与えられた♡
と、思うことが好きなのです。
それは、
安心できて、ハッピーでいられるからです。
自分が本音で感じたことが「正解」
と、自分に許可を出せるまでの私は、
ずっと、
時間がなくなっていくことに焦っていました。
それは、
「時間は減るもの」
という考えが正しいと思っていたから。
でも本当は、
自分に残された時間が「ただの数字」に見えていたあの時からずっと、
1日、また1日と、
時間が増えていく感覚を、
好んでいたんだと思います。
時間は減ってもいいし、増えてもいい。
「ない」を見てもいいし、「ある」を見てもいい。
どちらも正解♡
そして、
何を基準にこれらを選んでも正解♡
だから私は、
私らしく、安心していられる方を選ぶことにしました
どれも正解。
その中で、それぞれが選んでいけばいいんだよね♡