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物事の理解には、「感覚的」なものと「論理的」なものがあると思います。

 

感覚的なものとは、理屈はわからないけどそうなるというのが感覚的にわかるということです。

 

一方、論理的な理解とは、理屈でわかるというものです。

 

もし自分の理解していることを他人に教えるのであれば、論理的な理解が背景にあるほうが

指導はしやすいと言えるでしょう。

 

それは、感覚は説明が難しいのに対して、論理は説明が付くからです。

 

仕事や趣味などでもこのように感じます。

物価高に伴い、賃金が上昇しなければ従業員の生活は苦しくなるばかりです。

 

そのため、今年の春闘でも賃上げ率は5%を超えてきました。

中小企業でもこの流れは同じです。

 

しかし、零細企業にとって賃上げは簡単ではありません。

 

そこでまず社長が考えなければいけないのは、「増収」です。

賃上げをするには、それを補うための増収が必要となるからです。

 

増収を考えるには、従業員一人当たりの粗利益(=労働生産性)を指標に

するのがわかりやすいと言えます。

 

労働生産性を上げ、増収をし、その次に賃金を上げるという流れが

健全だと言えます。

 

社長のみなさん、ぜひこのプロセスをベースに日々の経営を進めてください。

 

 

熟練が必要な作業や仕事の場合には、「量」をこなし、「慣れる」ことが必要です。

 

ただし、量をこなす際には漫然と量をこなすのではなく、意識して正しいやり方で

量をこなすことが大切です。

 

漫然と量をこなすだけでは、経験が蓄積されずに熟練には至りません。

 

長年やっても全く熟練しないというのは、作業や仕事のこなし方がまずいのかもしれません。

 

 

人との折衝を通して答えを導かなければならない場面では、

まずは相手方の言い分をしっかり聞く事が大切です。

 

特に、対立する相手と妥協点を見つける場合には、相手の言い分を

聞く事が大切だと言えるでしょう。

 

間違っても自分の意見を先に主張しないことです。

 

焦って自分の主張をしてしまうと、返って相手はこちらの話を聞こうとしなくなります。

 

自分の意見を先に主張することは、対立が激化して関係が更にこじれる可能性があるので

注意が必要ですね。

 

 

仕事でもプライベートでも、付き合う人の影響は大きいと言えます。

 

物事がうまく行っていない人を見ると、付き合う人を間違えていると感じることがあります。

 

世の中には詐欺師のような人もいるので、そのような人を間違って信用し、

仕事を任せないことが大切です。

 

人を見極めるポイントは、一貫性にあると感じています。

 

一貫性とは、言葉と行動が一致しているかどうかということです。

 

一貫性のある人は信用できますし、逆の場合には信用できません。

 

あなたは一貫性のある人と付き合っていますか?

 

 

 

人に何かを教える際には、すぐに答えを教えることが簡単です。

 

しかし、すぐに答えを与えるよりも、相手が答えを導けるように指導するほうが

価値が高いと言えます。

 

それは、新たな問題に直面したときに、答えを自分で導くことが出来る人は

その問題に自力で対応することができるからです。

 

 

仕事は時間との闘いです。

 

しかし、時間を優先し相手にすぐに答えを与えることは慎まなければいけないと感じます。

 

 

昨日のトランプ襲撃事件の映像を見て印象に残ったことは、以下です。

・トランプ氏の胆力

・シークレットサービスの身を挺した仕事ぶり

 

トランプ氏の胆力のすごさを感じるのは、自分が襲撃された直後でさえ、観衆に対して拳を上げて

アピールをしている様子です。

普通であれば恐れおののいて動揺すると思いますが、トランプ氏の場合には全くそのような

様子を見せずに自分の立場を意識して動いています。

 

シークレットサービスについて言えば、襲撃事件が起きた直後に舞台の上に上がり、

自分が楯となりトランプ氏を守っています。

 

両者に共通するのは「命がけ」で仕事を全うしようとする姿勢です。

 

政治的な方針は別として、彼らの仕事ぶりには敬意を抱きます。

 

 

管理職とは、社長から一定の責任と権限を与り、自ら裁量を持つ人です。

 

社長にとって一番困ることは、管理職を信用できないことです。

 

社長は管理職を置いて間接的にマネジメントをしているわけですが、

そこのマネジメントを任せている人が信用できないというのはあり得ない話です。

 

そのため、管理職の任命には

「嘘をつかない」

「逃げない」

「ごまかさない」

という条件をクリアした人を選ぶことが肝心です。

経営を行なっていくためには、外部業者さんの力を上手に借りることが大切です。

 

業者さんと付き合ううえで大切な事は、業者さんに期待することを明確にし、

その業者さんの長所を知り、長所と付き合うことと言えるでしょう。

 

自社の目標達成のために、業者さんの力を引き出せるかどうかは社長次第と言えます。

 

これは部下への対応と同じです。

部下の場合も長所を知り、そこを引き出して最大の成果を上げさせるのがマネジメントと言えます。

 

 

 

 

「神は細部に宿る」という言葉を耳にしたことがあると思います。

 

細かい部分を大事にすることが、全体の完成度を高めるという意味合いで使われる言葉です。

 

私が経営コンサルタントという仕事を通して色々な会社を見てきた中でも、

経営にもそのことが当てはまると感じています。

 

一方、細かいことを大切にしない会社とは、「結果オーライ」という発想の会社だと思います。

「結果が良ければ細かいことは気にしない」という考え方の会社は、仮に良い結果が出たとしても

それが長続きしません。

 

皆さんの会社はいかがでしょうか?

細かい部分まで大切に仕事をしていますか?