異性に超絶モテなかった男でも、幸せな結婚を得られるワケ | 武井義勇(kammy)のブログ

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僕は、公立小学校の教員をしています。

その中で大切にしたいことや、自分の生き方を考えてきました。それをシェアしていきたいです。

いつもお読みいただきありがとうございます😊本質の追究者の武井義勇(たけいきゆう)です。


昔から僕を知っている人には旧知の事実ですが、僕は異性に超絶モテませんでした。いろいろな原因が考えられますが、今となってはどうでもよいことです。


と言うのも、今が幸せだからです。


僕はお見合い結婚をしました。とてもじゃないけど恋愛結婚はできなかったと思います。けれどこの選択をした自分を今では、ナイス!と思います。


結論から言うと、僕にとって恋愛と結婚はまるで別物だったということです。これは使い古された言葉としてよく耳にする言葉ですが、僕は実感として捉えています。



そして僕はここから、あるビジネスモデルを考えました。


今日は僕が結婚するまでの様子と、その後「こんなビジネスがあったらいいな。」と考えたことを記していきます。




僕が女性にモテなかった理由の最たるものは、「己を知らなかったから」ということです。


自分が何を望んでいて、他者からどのように見られているのかを、正確に捉えられていなかったのです。


中高生の時の恋愛観は「付き合っているカップルって何だかかっこいい」でした。だから恋愛するというよりも、付き合うこと自体に興味がありました。はっきり言うと、相手の女性がどうであるかはどうでもよかったのだと今にしては思います。

よく「恋に恋する」という言葉を聞きますが、正にこれ。僕は恋愛の入口にも立てませんでした。


大学時代になると、少し大人になったので、相手の女性をよく見るようになりました。大好きな人ができましたが、とにかくフラれまくる、アウトオブ眼中の状態を多く経験しました。


この頃の失敗は、「自分のことばかり話しすぎる」点でした。僕は自分のことを相手に分かってもらおうと、必死になって話術ばかりを磨いていました。

後に気づくことになります。本当に異性にモテる人というのは「聴く力」が優れているということに。


けれどこの頃の僕には到底そのレベルに到達できませんでした。


そんな中大学3年生の後半になり、就職活動というものを僕も人並みに経験することになります。ここである出会いが訪れます。


その出会いとは「自己分析」です。

僕はここから自己分析に目覚め始めます。


それまで、自分のことを深く掘り下げるような経験をほとんどしてきませんでした。文章を書くことは結構得意ではありましたが、自分をよく知ろうとしたことはなかったように思います。


「自分がこれまでに夢中になったことは何か?」
「自分が得意としていることは何か?」
「これからどんな人生を歩んでいきたいのか?」

就職をするためには、当然自分が何を考えて、何を望んでいるのか、そしてどのように社会に貢献していくのかを考えなければなりません。僕はこれに没頭しました。


結果的に、僕は就職せずに、教員を目指すことになりました。これは自己分析を行って出した答えでした。


それからというもの、僕は自然に自己分析を行うようになっていきました。自分との対話が当たり前のこととなったのです。



この自己分析が加速したのは、2015年にブログを書くようになってからです。ブログを書く時のネタ探しには、自己分析が欠かせません。どれだけ深く自分の思考や感情にジョイントできるかで、記事の良し悪しが決まっていくのでした。



これらの経験から、僕は最強のメソッドを手に入れました。それは

己を知ること

です。全ての基本はここにしかありません。僕はこれまでの経験上、これが最も大切なことだと言い切ります。



僕が異性にモテなかったのは、これができてなかったからであり、妻と出会い結婚できたのは、これが以前よりはるかにできるようになったからです。


婚活している時、僕はノートに、自分がパートナーに求めていることを書き出しました。

例えば「尊敬できる人」とか「話していて飽きない人」といった項目です。

全部で20くらい書き出しましたが、その中で絶対に外せない条件に◎を付けました。お見合いを積み重ねるうちに、この条件が色濃くなっていったのです。


妻と出会った最初の日に、「この人と結婚する」と思いました。と言うのも、僕がノートに書き出した絶対条件のうち二つが当てはまり、その他にもいろいろと当てはまったからです。


僕はお見合いの際に、この条件をどこか頭の片隅に置きながら会話していました。より鋭敏に相手を見る目を養っていたのです。


妻に恋をしたかどうかは、自分の中で定かではありません。好きだとは思ったけれど、これまで恋愛してきたような「大好きだ〜!」と叫びたくなるような想いを抱いてはいませんでした。


その代わり、「この人以外いない」という確信めいたものを抱きました。それは胸がキュンキュンするような感覚ではなく、じわじわとポカポカと、そして丹田に力が漲るような感覚でした。何というか、自信をもってこの人と一生生きていけると感じたのです。


その確信は、今も間違っていなかったと思います。妻とは時々ケンカのようなことにはなるけれど、大体において協力関係を結べていると考えているからです。



相手にどのような条件を求めるかを考える時に、最も大切なことは、自分がどのような価値観でいるのかを知ることです。これは当たり前のことなのですが、意外と多くの人がこれを知りません。


僕は、多くの人が自分を知ることができれば、もっと幸せになれると考えました。


そこで、ここからは僕の妄想を始めます。こんなビジネスがあったらやりたいな、というものです。


ちなみに、思った以上に文章が長くなってきたので、この具体的な案は次回の記事に載せていきます。今回は、どのような人を対象にしたいのかを書いて終わります。


僕が考えたビジネスとは、結婚相談所です。と言っても、お見合いを設定するとかそういう既存のものではなく、人生を考え直すための結婚相談業を考えました。


簡単に言うと、異性にモテない人であっても幸せな結婚を目指していったり、結婚がゴールではなく独身であってもよいと思えることであったりと、コーチング等を通して自分の人生設計を応援していくプランです。


この目的は、異性にモテるモテないに関係なく、人間としての魅力を高めていくことで、社会に貢献する人を増やすところにあります。

と言うのも、僕の知り合いの中には「人間として魅力的な人」が結構たくさんいるのに、いざ結婚という括りになった途端にハードルが高くなってしまい、埋没していることが多くあるからです。つまり、僕が素敵だと思える人が結婚できていない現実があるということです。


反対に、異性にはすごくモテるのだけど、結婚生活に向かない人というのも結構います。僕は職業柄様々な家庭を見てきていますが、子供が素直に伸びるためには家庭という土台がとても大切だと感じています。けれど、恋愛体質の親だと、浮気したり、家庭生活に飽きたりして、子供に愛情が注がれないようなことが起こってくるものです。


結婚生活に向く人が、ただ異性にモテないから結婚できないということが、社会にとってはとてもマイナスなのではないか。恋愛結婚至上主義みたいな空気感が社会に蔓延していて、人間的に魅力的な人がそれに気圧されて自信を失っているのではないか。


そう考えたので、僕はこのビジネスプランを思いついたのです。


超絶異性にモテなかった自分だから分かります。例え性別的な魅力に溢れてなかったとしても、人間的な魅力に溢れていたら、幸せな結婚生活ができます。そしてそのような人たちこそ、平和な社会の担い手になるのだと。


だから僕は、僕だからこそできる結婚相談業をやってみたいと考えたのでした。


具体的に行動はまだできていません。けれどこのブログ活動を通して、ビジョンだけは見えてきています。

「あ、そうだ。結婚相談業をやろう!」

数日前にふと思ったことです。


どのような形になるか分かりませんが、やってみたい。そう素直に思う今日この頃です。

次回、この妄想を具体的な形にしてみるように試みます。



最後までお読みくださりありがとうございました。