2012年からフリーランスライターとして活動していた私。
ライター仲間と「ライターって4タイプに分かれるよね!」という話をして
盛り上がったので、ブログでも少しご紹介~
※仲間内の独断と偏見によるタイプ分けです。
とにかく、書くのが好き!!というタイプ
ライターの仕事は地味な作業も多い。
正直、楽で儲かる仕事は他にあるのに
文章を書いている人は本気で文章と向き合っている人が多い。
ちょっと無茶なオーダーが来ても
それをクリアすること、文章スキルが磨かれることに喜びを感じる。
試行錯誤したり、パズルのピースがピタッとハマるような言葉に出合うとテンションUP
文章や言葉についての豆知識など、言葉の成り立ちに興味がある人も多い。
文章を書いている時間が幸せ
「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように
楽しくスキルUPできるのが魅力である一方で
書くこと以外は後回しにしちゃうなど
「稼ぐ」という点で出遅れることもある。
自分が仕上げた成果物や実績に達成感を得るタイプ。
文章を書くのは普通に好き。
もちろん、嫌いではないけど、めちゃめちゃ好きとまで言えない
それ以上に、自分が関わった本が出版されたときに
大きな喜びを感じる人が多いタイプ
達成感や喜びのために書いている。という人は意外と多い。
クレジットで自分の名前が掲載されるとテンションUP
完成まで数年かかるプロジェクトの場合、
実績に結びつくまで時間がかかるため、モチベーションの維持がポイント。
いろんな事情で自宅で仕事したい人がこのタイプ。
参入しやすいという理由でライターに
(もちろん、取材など自宅で完結しない仕事もあります)
書くことへの温度が低い場合は、長続きしないこともあるけど
稼ぎたい! という強い気持ちがあると売り上げもUP
モチベーションが上がると文章スキルも伸びていく。
ただ、書き手の気持ちは文章に映ると言われているので
「書くの面白くない…」という人は、文章から滲み出ることも
①②③、どれが正解というわけではありません。
それぞれ少しずつ当てはまる! という人もいるでしょう。
私は子どもの頃は「①文章愛タイプ」でした。
言葉の世界で働きたい!! 文章を書くのが好き!!
という気持ちのままフリーランスになりました。
最初の1年はボランティアでも気にしない。
独身だし時間だけはあったので、バイトとかけもちしていた。
ライター仲間には、新聞配達しながらライターを目指している人もいたし
一人前になるまでは、それが当たり前と思っていました。
そんな生活をしていると、実績も増えてきて
「②実績陶酔タイプ」になってきました。
今でも昔の制作物を手元に大切に残してニヤニヤしております
妊娠出産育児を経て、現在は「③在宅主義タイプ」へ。
結婚を機に大阪から東京に引っ越し、娘を妊娠出産するとなると
場所に縛られないライター業は私にはピッタリでした。
ライターの仕事は重労働ではないので、長く続けることができます。
(徹夜作業をしなければ……)
独身の頃は、徹夜も大歓迎でした。
なんせ「文章愛タイプ」でしたので
むしろ、「徹夜して執筆している私ってカッコイイ!」と自分に酔っていました
現在は、無茶な働き方はしませんが
娘が幼稚園の時間、娘が寝た後でなど調整できるのは正直助かっています。
出産後は、自分の仕事の幅が狭まることがイヤだったのですが
出産したからこそ、書ける記事の幅が広がったような気もして
経験が生きるのもライター業のいいところです。
他に選択肢がなかったから、簡単そうだからという理由で
ライターをしているタイプが「文章嫌悪タイプ」です。
仕方なく…で始めた仕事でも、前向きに努力できる人はいいのですが……
「文章を書くの嫌いなんです」と
SNSで発言しているライターさんを見かけたことがあります。
そんなネガティブなこと、わざわざ言わなくていいのにな。。
と寂しい気持ちになります。
私みたいに「文章が好き」から始めた人間からすると
「ライターなんて退屈な仕事」と言われているみたい……
文章嫌いなら、ほかの仕事すればいいのに。。
注意を引きたいのかな。。
個人的に、「④文章嫌悪タイプ」のライターさんに
仕事を依頼するときは注意が必要かなと思います
文章に限らず、商品に愛のない人から、商品を買いたいとは思いません。
もちろん、「好き」と「得意」は別物なので
文章を書くのが好きじゃなくても上手い人はいます。
それでも、文章完成まで丁寧に取り組んでほしいなら
やっぱり、①②タイプ、もしくは③タイプが良いと思います。
(③の人はスキルを身につけていることが前提)
④タイプを見分けるのは難しいかもしれませんが
言葉の端々や対応する姿で、直感的に分かるかも。
文章には人柄や想いが載ります。
ありがたいことに、私の文章を読んだ方から
「ゆみさんの温かい文章が好きで、
「プロフィールSTORYを依頼しました」
と言ってもらうことがありました。
自分の文章を褒めてもらえるって、
顔を褒められるより嬉しいかも
ライターによって文章は異なります。