私の母と姉と主人が初めて会う、
結婚の挨拶、京都編
前回までの2話はこちら
(主人の親への挨拶編は、こちら)
場所はたん熊北店(リーガロイヤルホテル京都B1階)です。
お店へ入り、4人ともコートを預け席を案内され着席。
緊張よりもウキウキ気味の母に姉が上座を案内し、横に姉。
母の向かいに主人、下座に私が座りました。
(料理は下の方で写真を載せますので、画像を見たい方は飛ばし読みしてください。)
主人の親への挨拶時、借りてきた猫になるくらいド緊張であまり家族の会話に入れなかった私なので、母には、
「私ら3人で盛り上がると〇〇君が緊張して会話に入れへんくなったらあかんし話しかけてあげてな!」
とは言っていたんですが、結果的に心配する必要も無いくらい、とても主人に夢中になった母はずっと話かけっぱなしでした。笑
しまいには、
「いつも〇〇(私)が言うかっこいいとか綺麗って少しズレてるんですけど、本当にかっこいいですね!〇〇からカッコいいとは聞いてたんですけど、〇〇がこんなにかっこいい人連れて来ると思ってなかったですし、驚きました!!」
で終わるくらい、ずっとずっと母が主人に夢中になっておりました。笑
「ほんま見る角度によったら、芸能人の〇〇に似てるって言われませんか?ほんまにイケメンですよね。」
と姉からも言われて、ご機嫌の主人。
私「そやろ?だから言ったやん!ほんまにイケメンやでって!今まで付き合って来たり知り合った中で断トツでイケメンやもん
中身も最高でさ、非の打ち所がないくらい優しいしずっと一人暮らしやから家事もなんでもできるし、料理めっちゃ上手やねん!」
姉「良かったなー、自衛官と結婚するって夢ほんまに叶えたやん!」
母「ほんまに〇〇(私)で良かったんですか?
もっとモテたんじゃ無いんですか?
〇〇を貰ってくれるくらいやし、本当に優しい人なのはわかります!笑
〇〇、ほったらかしで育てたので何も家事できないでしょ?ちゃんと料理とかやってますか?」
主人「僕も〇〇(私)さんが今までお会いした中で1番良い人だと思ったので、〇〇さんが良いんです。料理は最近はつわりでしんどいってことで僕がやることもあるんですけど、最初の頃は色々料理作ってくれてました。」
私「もう、そんなこと聞かんといてよ!
昨日言ったやん!ほとんど〇〇君が料理してくれて私のんびりさせてもらってる!って。笑」
という会話になった時は、母の憎たらしさが出たなと思いましたけど。笑
とにかく終始、イケメンな主人を見てずっと母がメロメロになってました
母「子ども、〇〇君に似たらいいな。とくに目!!」
私「そやろ?たぶん全員がそれ思ってるから!笑
私もお腹に向かって念じてるくらいやもん。」
姉が主人に趣味を聞いていて、「アニメとゲームです。最近は〇〇(私)さんオススメのYoutubeも一緒に見ています。」と答えた主人。
姉「Youtube何見てるん?」
私「え、キャバ嬢のYoutube。進撃のノアちゃんねると、みゆうちゃんねる。めっちゃ面白いねん。」
姉「〇〇の趣味に付き合ってくださってありがとうございます。」
と主人に言っていました。笑
そのあと姉と主人は甥が夢中になっているゲームの話をしていました。ゲームに詳しくない私はかろうじてポケモンとカーヴィーだけは理解できたのですが、登場キャラクターを全く知らず、2人の会話でキャラクターを想像しつつ、聞き耳を立てながら目の前のお食事に夢中になっておりました。
姉「息子にゲームしよって誘われて、〇〇(名前忘れました)というゲームを最近してるんですけどね?ワドルディってわかりますか?」
私「私わからへん。どんなんなん?」
姉「カーヴィーの敵でさ、カーヴィーと同じ大きさやのに吸い込めるから意味わからへんし、他にも青いキャラクター出て来んねんけどドンキホーテのペンギンにそっくりで、(旦那さん)に『ドンキのペンギンと戦ってるねんけど!』って言うくらいツッコミどころ多いねん!」
私「へー。そんなんいるんや。」
と興味なさげの私。
その後も、主人と姉はそのゲームの話で盛り上がっていました。その時初めて甥がゲームをしているんだと知れたので嬉しかったです。
私も良く喋るのですが、遺伝なのか母も姉もよく喋るんです。
なので終わってから主人に「緊張した?」と聞くと「全く!」と返事が返って来るほど、ずっと2人から話しかけられっぱなしでした。笑
というより聞き上手な主人は、母と姉の会話をずっと聞いてくれていました。
ではお料理です。
(結婚のための挨拶です、と言って予約したつもりだったんですが、会席お盆が赤ではなくて黒色でお出しされました。
もしかするとそれが通常なのかな?と思ったり、隣がお通夜のお客様だったので間違えたのかな?と思ったり、場の空気を壊したくなかったので店員さんには黙っておきました。)
先付けは、胡麻豆腐。
胡麻豆腐が京都独自の文化かわかりませんが、
わさびとお出汁で胡麻豆腐を食べると、
京都に帰って来たなーという気持ちになります
煮物椀は、鯛の潮汁。
京風味付けで鯛の出汁が効いていてめっちゃ美味しかったです。
お造りは、鯛とマグロ。
妊婦はマグロを食べたらあかんとわかっていたんですが、予約時に確認すると天ぷらに変更と言われ、つわりで揚げ物が無理だったのでそのままで大丈夫ですと通常のお造りのままお出しいただきました。どうしてもこの時は食べたくて、食べました!
そしてー…
じゃんっ!!
めっちゃ美味しかったー
紅白の梅の酢の物が可愛かったり、
黄色い器のホタテのジュレ掛けが1番好きでした!!
ここで、お重の中の敷紙がピンク色だったので、水色ではなかったので、
(あ!仏事ではない、きちんと慶事って気付いてくださったんだな!きっとサービスが仏事と勘違いしていただけで調理師さんは慶事と把握してくださってる!)
と思いました。良かった、ホッとした。偶然ピンクだったのかもしれないけど、私そういう細部が気になるんです。
私、今回これが一番の楽しみだったんです。
鯛ご飯!!京都のお出汁でいただく鯛ご飯。
予約した時から「鯛ご飯出て来るで!」とワックワクでした!!
でも…日頃濃い味に慣れていたのか、塩味がわからず。あれ?姉も主人も同じことを言ってたので、私だけじゃないんだと思いました。
花蓮根と小芋六方の剥き方が綺麗で、さすが職人さん!って思ったり、お重どれも美味しくて盛り付けが綺麗で、感動しました!
終始綺麗な盛り付けのお料理見るだけで嬉しくなりました
デザートは抹茶のシャーベット!
抹茶も妊婦はあかんとわかっていたんですが、
京都といえば抹茶、それにシャーベットやし少量やし大丈夫やろ!と思って食べました。
お口の中がひんやりサッパリして美味しかったです
デザートが終わってのんびりお喋りタイム
そのタイミングで、
主人「どうする?今サインしてもらう?」
私「あ!そや!忘れてた!うん、今しかタイミング無いもんな。」
ということで取り出したのが、
バインダーに挟まれた婚姻届。
私「うわ!バインダーに挟んでるやん。」
姉「〇〇(旦那さん)に似てる!私やったらファイルに入れるだけやのに、(旦那さん)も同じようにバインダーに挟むねん。〇〇君きっちりしてますね。」
とA型の主人の些細な行動に2人で感動しておりました
姉「ゼクシィとかに付いてる可愛い婚姻届にしいひんかったんや?」
私「うん、そんなことすっかり忘れてた。別に婚姻届やったらなんでもいいかな。」
私がどうしても、婚姻届の証人は両家の親がいい!と、こだわったので今回主人も実家へ帰省しサインしてもらい、私も母にお願いしていました。
母の証人以外の欄は埋まった状態の婚姻届。
私「お母様めっちゃ綺麗な字やな!お母さんどうする?〇〇君のお母さん、めっちゃ字綺麗やで。笑」
と母を煽る私。
主人「いやいや、一回下書きしてるから!」
母「どうしよう、書き損じたらどうしよう。プレッシャーやわ。1枚しか無いんやろ?」
私「そりゃ何枚も書くものじゃないしな。」
姉「その時は失敗した人に、書きに来て貰えばいい!」
と姉も母を煽ります。笑
この会話で、母の顔が緊張の顔へ変わりました。
…案の定、1文字書き損じが発生!!
それを見て私は爆笑し、姉が
「私が少し書き足しても良いですか?」
と主人へ確認し、上手に修正してくれました。
というわけで証人欄は母と姉の共同で仕上がりました!!
姉「こんなくらいで受け付けてくれへんとか無いやろ!証人欄やし。」
と少し読みにくい字を見て言う姉。
となんとか無事に婚姻届が全て記入できました!!
この時すでに私は関西人に戻っていたので、関西人として住所が書けて良かったです関西が大好きなので。
そしてお会計を済ませて、お店を出ました。
お会計横の置物。
私「この後どうする?
この辺やと西本願寺がすぐそこで、
少し歩いたら京都水族館やけど?
せっかく京都に来たんやし西本願寺行く?」
主人「うん!」
ということで、西本願寺へ行きました。
私、京都に35歳まで住んでいたものの東本願寺と西本願寺の違いがわからないんです。
京都駅に東の方が近くて観光案内や興味で行ったことはありますが、お西さんは2回しか行ったことがなかったので行って見たかったんです。
だから若干誘導しました。笑
リーガロイヤルホテルから西本願寺へ行く一瞬の短い距離は、私と姉、主人と母で歩きました。
母はイケメンの主人にニヤニヤしておりました。
(あのあと、「ほんまかっこ良かったわー。俳優さんみたいやったわー。」とずっと言っておりました。)
主人と私で
ご挨拶だけは済ませ、サッと出ました。
母が「階段が長いから上に上がるのやめとくわ!」
ということで姉も母と2人が戻って来るのを待っててくれました。
本当は京都に住んでたくせに一度も行ったことが無くて、オオサンショウウオを見たかったので京都水族館に行きたかったんですが、主人の帰宅時間が迫っていました。
姉「5分で水族館は見れへんやろ!」
とツッコまれ、あいにく断念。
京都出身なのに、京都水族館に行ったことが無い期間は更新されることとなりました
そのあと母と姉と別れ、京都土産に付き添い、実家へ帰る主人を見送りに。
主人は生八つ橋を、京都駅烏丸中央口横のお土産屋で2つ購入していました。
定番のニッキと抹茶味ではなく、オレンジ味と私がオススメした黒胡麻味。(オレンジの生八つ橋ってどんな味なんやろ…。)
そして見送って、すぐさま母と姉と合流し、ポルタでお買い物。
いつも甥もいるので、家族3人だけで買い物というのは、たぶん10年以上ぶり。
甥がいない分、じっくりお買い物できるわ!!
と伸び伸びした姉。
母を無印良品前のソファに残して、2人でお買い物。
美容大好きな姉からオススメの洗顔フォームを教えてもらって、買いました
(楽天市場)
ファンケルの泡立てない泥ジェル洗顔。毛穴の黒ずみが全く気にならなくなって、ずっとリピートしてるというのです。これを買うために、お店が思い出せずオルビスと交互にお店をグルグルしました
ちなみに主人と一緒に使っていて、主人が大絶賛!我が家でも2本目に突入しました。
(Amazon)
そのあとは主人から貰った手土産を、甥と旦那さんの為に姉宅に多めに渡して、見送ってバイバイしました。
あっという間に、(どうなることやろー)
と不安だった親の挨拶が終わりました。
わかったのは、主人の親の挨拶の時は緊張し、
自分の親の挨拶の時は、人が変わったようにリラックスしてめっちゃ喋る私。
案外自分の親の時の方が、恥ずかしさと照れで緊張すると思っていましたが、予想とは裏腹に終始リラックスでき、ずっと笑えるお食事会となりました
このあと無事に婚姻届が受理され、
晴れて自衛官妻になりましたとさ
親への挨拶、京都編。完