正しい取り組みは実を結ぶ-建設業の若者16年ぶりに増加 | 横浜の行政書士 藤田麻衣子| 建設業許可申請・経審ならお任せください!
横浜の行政書士 藤田麻衣子です!

いつもありがとうございます。



建設業許可や経審のお仕事をしていると、お客様の決算月から3~4ヶ月後に毎年行う手続きが発生します。3月が多いと思われている決算月。確かにそうなのですが、自由に決めることが出来るため、自社に都合の良いように決めているケースがほとんどです。

私のお客様の中で経審を受ける業者様の決算期は3~7月に集中しているため、冬は閑散期のはず。しかし年始早々新規のご依頼や新たな顧問契約を頂き、良いスタートダッシュが切れ、取り組みはちゃんと結び付くのだと実感しつつお仕事をさせて頂いています。

さて、今日は久々に建設業関連のニュースを!


建設業就業者数 若年者16年ぶりに増加


1月18日の建通新聞より。

国交省が算出した建設業就業者数(2014年1~11月の平均)のうち、29歳以下の若年就業者が前年平均と比べて4万人増加し、55万人になった。全階層で見ると東日本大震災後の2012年に増加しているが、若年就業者が増加するのは1997年以来。

建設業就業者の年齢構成は、1997年には29歳以下が全体の22%、55歳以上が23.5%とほぼ同じ割合だったが、若年層の建設業離れと高齢化が進み、2013年度には55歳以上が34.3%、29歳以下が10.2%まで差が開いた。

今回、若年者が占める割合は10.9%まで回復した。

一方で、全産業の若年就業者数は、少子高齢化などの影響で依然として減少傾向に。建設投資の増加、それに伴う就労環境の改善、担い手確保・育成の取り組みが徐々に動き出したことにより、建設業を就職先として選ぶ若者が増え始めたとみることもできる。



「仕事」に何を求めるのだろう?


お金、やりがい、社会的な意義、自分の成長、必要とされること…

「最近の若い人は…」「ゆとり世代は…」という声をよく聞きます。経営者様のお悩みの中にも、若い人にビシッと言いたい、でも強く言うと辞めてしまうかもしれない、どんな態度で接したら良いか分からないというものがあります。

良い仕事をしてもらうために高い賃金の選択肢を考えてみるも、日々の様子を見ていると何だかお金に対するどん欲さもそんなに無さそう…何に対してやる気を出すのか分からない…

一方、若い人材を取り入れ、その若者も仕事にやる気をだし、実績を上げている例ももちろんあります。

この違いって、本当にその若者本人の内面の違いだけの問題なのでしょうか?

ここ最近よく考えることなのですが、経営者が社員に求める要素と、社員が会社に求める要素がズレていると、互いへの不満が大きくなりますよね。

「高給だからこの会社を選んだのに、理念理念って言われても」
「会社の方針を理解して一緒に頑張りたいのに、なんでやる気出してくれない?」
「もっと給料たくさんくれないかなぁ…社長ばっかりたくさん取ってるんだろうな」
「もっと成果を出してくれたら、給料も上げられるのにな」

という、言葉に出せない予想で不満が募る状態は健全じゃないですよね。若者のフットワークの軽さが裏目に出て、すぐやめてしまう、ということも起こってしまうのですね。

社長の考えていることと、社員の考えていることを埋める作業。これは[就業]というよりは[定着]の問題ですが、一度入った若者が「建設業、この会社、面白い!楽しい!ここにいたい!」と思えるような会社がたくさんだといいなと思っています。


正しい取り組みは実を結ぶ


冒頭のニュースに話を戻します。

国交省主導で行われてきた取り組みと、建設業界における若者の増加との間の因果関係は証明出来ません。しかし、全産業では減少傾向なのに建設業界では増加ということは、もちろん建設業界の景気的要素も大きく後押ししていると思いますが、じわじわ取り組みが成果となって表れているのでは、と思います。

社会保険や雇用保険に加入することが建設業界でもどんどん当たり前になってくることや、人材確保のための独自の取り組み、若年者(資格者)の在籍がプラスに評価される経審制度への改正など、様々な背景があります。

あとはお客様から、実感としての「若者が増えた」というお声を聞けたらないいなと思います。

今週末には、とある就職支援センター様にて、求職者向けに建設業経営研修BCCを開催することになっています。私としては建設業を仕事探しの選択肢に入れてくれたら!と願っていますが、それよりも「楽しさ」「やりがい」を感じ、仕事に求めるものを明確にして下さったら嬉しいなと思っています。


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先日の朝、子どもとマンションの下に降りたら、通らなければいけない狭い通路にショベルカーが来ていました。運転している人、周りに何人かの職人さん。おそらく20~30代の若い方たちばかり。

皆さん笑顔で「おはようございます!すみません!こちらからどうぞ」と挨拶し、案内して下さいました。ショベルカーには建設会社の名前が。来ている職人さんは下請会社の方々かもしれません。

こうして気持ち良く笑顔で声をかけて下さり、「あ~、きっといい会社なんだな~」って思いました。

その日帰ってから見ると、裏の所で解体工事をするようでした。大きな音が出る解体工事。お客様である解体工事業者の社長様は、「近隣の住民のクレームをクレームでなくすることが大きな仕事の一つ」と仰っていました。

こういうちょっとしたことで、何か応援したくなる。それは私が建設業に近い場所にいるからかもしれませんが、そうでなくても、きっと良い気分になります。朝からあったかくなった出来事でした。

私と息子としては「こんな間近でショベルカー見れてラッキー!」もありましたけどね(笑)


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