いつもありがとうございます。
コンスタとは?
建設会社様の事例研究の中から導き出された建設会社成功法則を盛り込み、建設業経営をシンプルにモデル化したゲーム研修です。具体的にどんなことをする?
プレイヤーの皆様には、建設会社になって頂きます(1社あたり1~3人)。スタートの条件は全員同じ。ゲーム上の4年をかけて横浜の街を建設していきます。基本的なルールはありますが、建設業の独特な重層構造や協働関係の中でどのようなスタイルで営業するかは各社の自由です。可能な限り忠実に、現実の建設業を反映しました。許可や経審、公共工事、積算といった概念も入っています。
★勝利条件★
[前提]最終年度にランドマークタワーが建設されなければ、全員敗者となる
優勝は下記ポイントの合算で決定します。
①「最終残金」:所持金がそのままポイントに
②「会社投票」:他の企業に投票。1票 100 pt
③「個人投票」:他者に投票。 1票 10 pt
ゲームの流れ
1.年度はじめフェイズ
各年度が始まる前に、[雇用][スキル習得][許可・経審の取得]を行います。どんなスタッフを雇うのか?どんなスキルを習得するのか?どのタイミングで許可を取得し、経審を受けるのか?これも各社の判断です。
2.営業フェイズ
この時間に、他社との交渉や折衝を行います。もちろん、交渉を行わないのも自由。またどの建設案件に営業するのかを、それぞれの会社で決定します。公共工事案件がある場合には、この時間に入札、そして開札が行われます。
3.建設準備フェイズ
施工に必要な資材を購入する時間です。必要な量よりも多く買ってしまえば在庫が残りキャッシュフローに影響するのは現実の経営と同じです。足りなければ2度目の資材購入チャンスが用意されていますが、価格は1回目の1.5倍になります。
そして各社の施工能力は限られています。その中で施工できる量の資材かを確認します。
4.工事フェイズ
購入した資材(ブロック)を使って施工をしていきます。時間内に図面通りに正しく施工できるか。不良施工になるとペナルティという手痛い結果が待ち受けています。正しく施工出来た建築物は、そのまま横浜の街の一部へ。少しずつ街が完成していく様子をリアルタイムにご覧頂けます。
5.完了フェイズ
きちんと施工出来ているかをチェック。検査に通れば報酬をお支払いします。
6.支払フェイズ
1年間にかかったコストを支払って頂きます。雇用にかかるコスト、許可や経審をキープするためにかかるコストです。
これが1年間の流れです。年度ごとに、建てることが出来る建築物は異なっています。
醍醐味の一つが公共工事案件。ランドマークタワーはじめ、赤レンガ倉庫、インターコンチネンタルなど、横浜の街に無くてはならない建築物を建てることが出来るのか。そのためには自社が持っている経営資源だけで何とかなるのか、それとも他社との協力が必要になるのか、果たして他社は協力してくれるのか。
結局、コンスタで何が分かるのか
コンスタは、実際の建設会社経営をモデル化しています。実際の経営では、その立場にしか立てないことにより見えないもの、また渦中にいるからこそ気付かないことも多いものです。シンプルな形になっているからこそ、普段見えない・気付けないものを感じて頂ける、そして研修だからこそ、新しいスタイルを試して頂ける。そんな内容になっています。
★日頃の経営の課題解決のヒントになる★
経営者様は多くの悩みや課題を抱えています。それは何故かいつも同じ問題だったりします。それは何故なのか。どうしたら解決するのか。実際の経営に持ち帰って頂けるヒントを見つけて頂くことが出来ます。
★他者を見ながら自分の経営スタイルを客観視できる★
日頃、自分自身の経営スタイルと言われてもよく分からないものですし、他の会社の経営は現実では離れていることもあり、なかなか見ることが出来ません。コンスタでは他社の動きを横目で見ながら、そして数歩歩み寄って話しながら、他社比較の上で自分のスタイルを客観視することが出来ます。
★社長と社員の経営感覚共有★
社員に理解されない社長の苦しみ…この悩みもよくお聞きします。また逆もあるでしょう。社長と社員の間には隔たりが大きければいい会社とは言えません。社長は何を考えているのか、あるいは社員は何を考えているのか。互いにどんな思いでいるのか分かり合う、経営感覚共有をすることが出来ます。
★建設業経営に必要な要素を体感できる★
いい建設会社経営に必要な要素を25項目にまとめています。ゲーム後、この要素を取り入れながらゲームを進められたか、振り返りを行います。目先のことだけではなくて、本当に大事なことは何か?を体感して頂きます。
また、建設業界の方々のみならず、建設業に携わっていきたい士業や周辺企業の方にとっても、業界の仕組みや世の中の役割、更には建設会社経営や大切な要素が分かる、つまり共通言語が増える内容になっています。『社長の気持ちが分かった』というご感想も頂いています。
「許可?経審?積算?公共工事って何?」という方も、ご安心下さい。詳細にルール及び専門用語についてご説明します。
過去開催レポート
>>第1回「横浜の落日」>>第2回「夢のあとさき」
>>第3回「横浜君主論」
>>第4回「横浜再編!」
>>第5回「建設業界の「協働」と「夢」」
>>第6回「計画のジレンマ
講師実績
>>【研修で得られたもの】から振り返るBCCin甲斐市 開催レポート>>参加者の皆様の声から振り返るBCC@求職者支援講座
>>BCCin奈良 建設業の社長は何を考えているのか
>>BCCin名古屋 何故転職しなかったのか?/社長の孤独と責任
>>BCCレポート【どこかに自分にぴったりな仕事がある!って本当?】
次回講師予定
次回開催は未定です。
>>詳しくはイベントページからどうぞ。
コンスタの最新情報はこちらから
>>Facebookページをご覧ください
メディア掲載実績
>>2014年9月24日付の建通新聞に掲載して頂きました。
コンスタにはお子様にもご参加頂いています。過去最年少4歳~小4の子どもたちがパパママと共に参加してくださいました。
子どもたちには少し難しいルールもありますが、実際に施工をする、紙幣を持って資材を購入したりコストを支払う、他社と交渉するなどの場面で、子どもたち大活躍してくれました。
起業や経営、お金のことを学べる場面が少ない子どもたちにとって、早くから楽しみながら学べる場を作りたいと思って制作した経緯もあります。最初は意味が分からなくても、パパやママと共に、大人たちに交じりながら何かをするという経験は得難いものだと思っています。
運営の責がありますのでまだ躊躇していますが、私も出来るだけ早く息子を参戦させようと思います。
飲食は自由に出来ますので、どうぞお子様とご一緒にお越しください。