いつもありがとうございます。
今日は今週末行われるイベントのご紹介です。
大槌刺し子が2月4日のテーブルウェアフェスティバル@東京ドームに進出!
大槌刺し子プロジェクトとは?
プロジェクトの設立趣旨をウェブサイトより引用します。
東日本を襲った、未曾有の大震災。
岩手県の沿岸南部に位置する小さな三陸の町・岩手県大槌町は、中でも甚大な被害を受けました。
町役場など町の機能の大半を津波で失い、町長を含め802名以上の犠牲者を出しました。
そして今なお、町民の520名が行方不明(うち死亡届の受理件数466件)という状況です(※2011年12月2日現在(いわて防災情報ポータルより))。
多くの方が仮設住宅での生活を余儀なくされる中、男性たちには瓦礫の片付けや自宅の修復など、しなければならないことが山積みです。
一方で、女性たちには家事をするための場所がありません。
漁業に携わっていた女性は仕事を失い、パートに出ようにも、車も、職場もありません。
働き者の大槌の女性たちの生活は、一変してしまったのです。
このような現状をなんとかしようと、大槌のおなごたちが立ち上がりました。
帰るべき家を失い、大切な人を失い、目を背けることのできない、厳しい現実の中で日々を過ごす女性たちに、今あるもの。
それは、「今日を生きる」という強い気持ちです。
そんな「何かをしたい」という思いからたどり着いたのが、限られたスペースと道具を用いて、得意の腕を生かせる「刺し子」の制作でした。
「刺し子」は、布に一針一針模様を刺す、日本中で広く親しまれている昔ながらの手芸です。
避難所で一日中横になって日々を過ごしていた、おばあちゃんも。
仕事を失ったお母さんも。
働き盛りの若い女性も。
復興への強い願いを込めて、一針ずつ、一つずつ、丁寧に作っていきます。
大槌町発、一歩を踏み出した女性たちによるプロジェクトです。
>>大槌復興刺し子プロジェクト ウェブサイト
※画像お借りしました。
私はこのプロジェクトを昨年10月に横浜で行われた復興祭りの時に知りました。
>>東北復興祭り1日目レポ
>>東北復興祭り2日目レポ
12月時点で140名いる刺し子さんたちの大切な収入源になっています。
支援の形は様々。
>>応援する方法はコチラ
今回は東京ドームで行われる下記イベントにて、ブースの一部を借りて販売を行うそうです。
テーブルウェアフェスティバル ― 暮らしを彩る器展 ―
開催期間:2012年2月4日(土)~12日(日)
10:00am ~ 19:00pm
※入場は閉場の1時間前まで
開催場所:東京ドーム(東京都文京区後楽1-3-61)
アクセス:JR中央線・総武線・三田線《水道橋駅》
大江戸線《春日駅》丸ノ内線・南北線 《後楽園駅》
http://www.tokyo-dome.co.jp/access/
入場料:前売券 1,700円(税込)
当日券 2,000円(税込)
(小学生以下は無料。ただし、大人の付き添いが必要です)
公式サイト:http://www.tokyo-dome.co.jp/quilt/
テーブルウェアフェスティバルには、陶磁器、漆器、ガラスなど、様々な素材の食器や茶器が、各地から集結!
海外からはロイヤルコペンハーゲン、ロイヤルクラウンダービー、ヴェネツィアグラス、国内からはノリタケ、有田焼、常滑焼、輪島塗、津軽塗 etc、200以上のブースが東京ドームに勢ぞろいするそうです。
好きな方にはたまらないイベントですね。
当日の大槌刺し子のブースは33
2月4日限定出店です!
東日本大震災からもう来月で1年が経ちます。
考えられないです。もう1年が経つ。
黙っていたら絶対風化していきます。
あんなに衝撃を受けた震災も、人の記憶の中で絶対に少しずつ薄れていきます。
それ自体は仕方のないことだと思うけど、ご存知のように現地の復興はまだまだです。
1年2年3年でどうなる問題でもありません。
長い時間のかかること、それほど大きな出来事だったので、こういう継続的支援を行っている活動を、私も本当に本当に微力ながら応援していきたいと思っています。