こんにちは、友原 京子です。
日々のお仕事で発生する問題や課題。
みなさんの職場ではどのように管理していますか?
わたしの職場では、Excelのシートで問題や課題を管理していますが、
■ITシステムを使って管理している
■ホワイトボードに書き出して管理している
■Excelのシートで管理している
やり方はさまざまでしょう。
…では、もう一つ質問します。
みなさんは、その問題や課題を「クローズ」していますか?

「え、クローズってなに!?美味しいの」
って思ったあなた

(えっ、そんなボケボケなのはわたしだけ(x_x;)?)
要注意です!!
その課題や問題、あとあとあなたを困らせることになるかもしれませんよ。
「クローズ」とは
その課題や問題、タスクを
「解決した」あるいは「これ以上は対応しない」と
関係者で合意して(←こことても重要)終了させることです。
たとえば、わたしの職場のようにExcelで課題管理をしているなら、
定期的に関係者(チームメンバーなど)と、進捗状況や解決状況を確認するでしょう。
その時、終了させてもいいよねって合意できた案件は、
その行に「クローズ」って印をつけるなりグレーアウトするなりして、
終了したことを明示しましょう。
この「クローズ」って考え方は、
たとえば、上司や部下のような1対1で仕事の進捗の意識合わせをする上でも結構重要です。
先週、こんなことがありました…
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課長「ねえ、友原さん。新規取引の『マキノ産業』への支払条件、経理に連絡

わたし「…ええっ!?していませんけれど。あれれ、経理に連絡…しなければいけなかったんですか?」
課長「困るよ。経理に連絡して、支払管理システムに登録

わたし「すみません。先週、支払い条件を確認して、課長にお伝えした時点で任務完了!…って思っていました…

課長「終わってない、終わってない

わたし「はい…(って、マキノ産業と確認した支払い条件って、ええと…どうだったっけ?…一週間も前のことだし、忘れちゃったなぁ…ヤバっ!

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そのタスク、
自分が終わったと思っていても、相手は終わったと思っていなかった!
これ、よくありますよね…
「この案件は終了してよいですか?」「では、このタスクはクローズしますね」
と相手に確認していれば、こんな行き違いは防げるハズ。
日産自動車の、カルロス・ゴーン社長は役員会議などで
完了した議題や案件については、
「Done!(完了!)」
と明言するそうです。

お仕事の大小にかかわらず、きちんとクローズするって大事なんですネ。
さて、みなさんにもう一度質問です。
そのお仕事、その課題、
開きっぱなしになっていませんか?
もうすぐ三連休(≧▽≦)
残っているお仕事や課題を気持ちよくクローズして、楽しい週末を(^O^)/
あ、でも…
ココロの扉はクローズしないでいたいなっp(^-^)q

業務改善娘
友原 京子
※問題やインシデントの「クローズ」については、本書の第5章で具体例な管理フローを交えて詳しく解説しています。
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