「クローズ」してる? | 業務改善娘・友原京子のブログ

業務改善娘・友原京子のブログ

入社4年目の主任・友原京子と一緒にイチから学ぶ、業務改善&プロセス改善

【「クローズ」してる?】

こんにちは、友原 京子です。

日々のお仕事で発生する問題や課題。

みなさんの職場ではどのように管理していますか?

わたしの職場では、Excelのシートで問題や課題を管理していますが、


■ITシステムを使って管理している

■ホワイトボードに書き出して管理している

■Excelのシートで管理している


やり方はさまざまでしょう。

…では、もう一つ質問します。


みなさんは、その問題や課題を「クローズ」していますか?



「え、クローズってなに!?美味しいの」

って思ったあなた!!

(えっ、そんなボケボケなのはわたしだけ(x_x;)?)

要注意です!!


その課題や問題、あとあとあなたを困らせることになるかもしれませんよ。



「クローズ」とは

その課題や問題、タスクを

「解決した」あるいは「これ以上は対応しない」と

関係者で合意して(←こことても重要)終了させることです。


たとえば、わたしの職場のようにExcelで課題管理をしているなら、

定期的に関係者(チームメンバーなど)と、進捗状況や解決状況を確認するでしょう。

その時、終了させてもいいよねって合意できた案件は、

その行に「クローズ」って印をつけるなりグレーアウトするなりして、

終了したことを明示しましょう。



この「クローズ」って考え方は、

たとえば、上司や部下のような1対1で仕事の進捗の意識合わせをする上でも結構重要です。

先週、こんなことがありました…


---

課長「ねえ、友原さん。新規取引の『マキノ産業』への支払条件、経理に連絡電話してくれた?」

わたし「…ええっ!?していませんけれど。あれれ、経理に連絡…しなければいけなかったんですか?」

課長「困るよ。経理に連絡して、支払管理システムに登録メモしてもらわないと、その取引先に発注ができないよ」

わたし「すみません。先週、支払い条件を確認して、課長にお伝えした時点で任務完了!…って思っていましたあせる

課長「終わってない、終わってないむかっ!…という訳で、いますぐ経理に連絡してね」

わたし「はい…(って、マキノ産業と確認した支払い条件って、ええと…どうだったっけ?…一週間も前のことだし、忘れちゃったなぁ…ヤバっ!汗)」

---

そのタスク、

自分が終わったと思っていても、相手は終わったと思っていなかった!

これ、よくありますよね…

「この案件は終了してよいですか?」「では、このタスクはクローズしますね」

と相手に確認していれば、こんな行き違いは防げるハズ。


日産自動車の、カルロス・ゴーン社長は役員会議などで

完了した議題や案件については、

「Done!(完了!)」

と明言するそうです。




お仕事の大小にかかわらず、きちんとクローズするって大事なんですネ。


さて、みなさんにもう一度質問です。


そのお仕事、その課題、

開きっぱなしになっていませんか?


もうすぐ三連休(≧▽≦)

残っているお仕事や課題を気持ちよくクローズして、楽しい週末を(^O^)/


あ、でも…

ココロの扉はクローズしないでいたいなっp(^-^)q



業務改善娘
友原 京子

※問題やインシデントの「クローズ」については、本書の第5章で具体例な管理フローを交えて詳しく解説しています。

■関連書籍
http://www.amazon.co.jp/dp/4863541708
「新人ガール ITIL使って業務プロセス改善します!」

多摩地区でも好評です!

MARUZEN 多摩センター店さん



堂々3面展開、ありがとうございます!

お手に取ってくださいませラブラブ