「沖縄狂騒曲」:辺野古移設は必要なのか | リベラルアーツの精進と実践の日記

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上映中の映画「沖縄狂騒曲」を見ました。

 

普天間基地の辺野古への移設に焦点を当てながら、沖縄の置かれた立場を歴史的な経緯も踏まえて示しているドキュメンタリーです。

 

・沖縄の海兵隊は撤退方向なのに辺野古への移設を進めている。辺野古の建設は、麻生ファミリーに会社が請け負っている。

 

・基地経済というが、基地でない形で活用した方が沖縄は発展する。実際に返還されて、商業施設になった場所からは、売上も税金も生まれている。

 

・基地問題を話し合う日米委員会は過去に1000回以上開催されているが、その内容については議事録で4ページほどしか公表されていない。総理大臣や外務大臣にも報告が上がっていないことがある(鳩山元首相証言)。

 

やや一方寄りの主張と思う点もありますが、沖縄、日米安保を考える上で必須のドキュメンタリーです。

 

大変にお奨めです。