なるほどねー
常々自分も思っていたが
鉱物標本も飾り方次第では
何でも鑑賞石になるもんだね
砂漠のバラの盆石
ただしこいつは
水をかけて
どうこうなるものでもないので
「水石」ジャンルに入るかどうか
あやしいところなので
盆に置くのは
やや違う気もするが・・・
まあ、石の楽しみ方は自由だ
姿石は好きなジャンル
「阿波踊り」はいいセンス
金山亀甲石・・・
・・・は、姿石だったか?
ん?
ワニメノー!
球顆流紋岩の磨きか
なんか知らんが
あえて全部カタカタなのがイイ!
しかも「メノウ」でなく
「メノー」なのがイイ!
菊花石
これは渋い。
花足まで見せつけての初心とは。
やるな、大橋。
ちなみに
飛騨大鍾乳洞の大橋コレクションは
かれこれ15年前に
盗難で全国区になった美術館
展示していた100kgの純金塊が
白昼強奪され
強盗団は後日捕まり
金塊は溶けた状態ではあるが
70kgほどは戻ってきて
今、ばらんばらんの状態で
そのまま展示されている
しかもタイトルは
「戻ってきた金塊」
なかなかの商魂に脱帽である
学生時代
まだ金塊が四角い展示物のころ
一回、当時の彼女と来たが
(かみさんじゃないのだ)
美術館そのものを
「悪趣味」と一刀両断され
しょげた思い出がある
さて
そんな飛騨大鍾乳洞・・・
内部の温度16℃とあり
ふざけんな
風邪ひいちゃうだろ
って、まさかの入らずに退散
(ウソ)
ハナから入る気なし
目当ては駐車場隅の石灰岩で
フズリナとか
入ってたらおもろいな
という感じ
ただし、帰宅後に悲劇が・・・
一週間ほど前に
地元の根尾で採ってきたヤツと
混ざって
どれが飛騨のか
一部わかんなくなった
(((o(*゚▽゚*)o)))
続いて、来てみたかった
桶岩を訪問
飛騨大鍾乳洞と高山市街の
中ほどに位置する
ややマイナーなジオサイト
聳り立つ岩盤は
地学的には
第四紀65万年前に
(地球史的にはほぼ現代)
福地のあたりで吹き出したマグマが
流れた「流紋岩質火砕流」と
それが取り込んだ各種礫でできた
「凝灰岩」的な柱状節理である
凝灰岩の層は
厚いところで100mに達するという
そして、しめ縄のやつが・・・
「桶岩」という謎のオブジェ
いったい、この桶岩・・・
ブロックが施されて
守られちゃっているが
地学的には
背後の柱状節理の仲間と考えて
いいのかどうなのか
プレートには
という感じで
およそ地学的な記述は皆無
足元にはこんな・・・
結晶質石灰岩(鍾乳石)も
いくつか見られるが
いったいどうなってるんか
石段を登って背に回ってみた
やっほー、ハスラー!
石質は同質に見えるし
この付近の岩壁は
50mぐらいあるようなので
落ちてきて
うまい具合に重なったか
だいたいなんで
飛騨の山ん中の伝説に
弁慶が絡んでくるのか
すべてが謎の
トワイライトゾーンなのである
このあとは
あーでもねーこーでもねー
細々としたことをやっていたら
夕方になってきたので
最後にまた野口トンネルへ
高山線の鈍行撮りに来た
わけではないので
またまた石採りを少しして
かみさん迎えに秋の夕暮れ
おかえり。
楽しかったか?
と偉そうな顔のコちゃん
《撮影》
飛騨大鍾乳洞
OLYMPUS E-M10 MarkIII
×
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 EZ
桶岩以降
OLYMPUS E-M5 MarkIII
×
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
違いなんかわからんな・・・
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m(_ _)m
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