手術を終え集中治療室へ移動した私。
今回の入院でいちばん怖かった"魔の48時間"(これは私が勝手にそう言っているだけです)が始まりました。
ヘルニア持ちの私にとって、48時間絶対安静は恐怖でしかない
8時間寝るのもけっこう辛いのに、6倍もの時間寝続けなくてはいけません。
手術が終わり集中治療室に入ったのは夜9時頃。
集中治療室には男性もいます。
年配の男性の唸る声、痰でがらがらな咽を鳴らしたり吸引の音…
色んな音が混じっていて落ち着かない。
容赦ない腰の痛みと疲労に襲われながら朝を迎えました。
窓の外が明るくなってきたのが見えて(窓辺のベッドでした)、看護師さんに時間を聞いたところ
「4時半くらいかな」
まじかー!!とゲンナリしたのを覚えています
おそらく、8時過ぎ?看護士さんが朝食を持ってきてくれました。
寝ながらでも食べられるように?おにぎりにしたご飯と汁気の少ないおかず。
が、食べる気にもならず。
水分とりますか?と差し出してくれたのは牛乳。
いや、いらんやろ…
空きっ腹に牛乳はムリです
りんごジュースにしましょうか?と言われ、お願いします、と答えたのですが、その後りんごジュースが来る気配はなく…
(お水はもらえたので、喉を軽く潤す程度には飲みました)
11時頃、自分の病室に戻ることになりました。
病室に戻るまでも大変で、寝たままベッドで移動するのですが、まーまー車酔い。
気持ち悪さとの戦いでした。(耐えられたけど!)
病室のあるフロアに到着し自室のベッドに乗りかえ?たのですが、ベッドの高さが違ったので看護師さん6人がかりで
息を揃えて「えいやっ!」と滑らせるように移動。
私含めてみんなで拍手してしまいました。笑笑
やっと病室に戻ってきて、ふかふか(柔らか仕様に変更してくれた)ベッドに横になれました。
まだ48時間耐久レース中ですが、持ち込んだ低反発シートクッションを腰にあてて腰痛がかなり緩和。
ほっとしました。
術後12時間経過。
血流音チェックは3時間おきになり、まったく寝れていなかった私はチェックの合間を見てようやく寝ることが出来ました。
つづく