乳房摘出と再建手術 ① | lagom,,, 38歳で乳がんになりました。

lagom,,, 38歳で乳がんになりました。

2022年夏。38歳のある日、乳がんになりました。
HBOC・BRCA2陽性。
40歳で局所再発。新しい戦いがはじまりました。




こんにちは、ヨネです。

早いもので手術から約2ヶ月。

傷口のお手当ては継続しているものの、うつ伏せができない以外はほとんど前の生活ができております。

今日は手術の話をしようと思います。



8月中旬、右胸全摘および自家組織による乳房再建手術を受けました。

再建方法はこちらに記載しているので割愛キョロキョロ




手術が月曜日だったので前週の土曜日に入院。


前日にPCR検査・レントゲン・麻酔科受診が終わっていたのでやることなく、ただのーんびり過ごしていました。


日曜日は手術を翌日に控え形成外科の先生が身体に目印をかきに来てくれました。


黒の油性マジックでがっつり線をひかれ、まるで儀式用の入墨をいれたような私の胸と太もも…消えないようにシャワー浴びるのが大変だった…


それが終わったらフリータイム。


本気でやることがなく、ただゴロゴロ過ごすだけ。


LINEしたり、Instagramみたり…


前日なのに緊張しなかったのは、6月に同じ病院で手術を受けていることやLINEで気が

まぎれたことが理由かもしれない。


特にLINEは「わたしは一人じゃない」って強く強く思えて、また病気とは関係ない話題で

盛り上がれたことで「早く元気になろう」と勇気をくれたんだと思います。


日曜日の夜から断食、水分は翌朝5時まで。


手術に備えてしっかり寝れるように眠剤をもらって就寝しました。

(久しぶりに朝までぐっすり)



朝は5時前に目が覚めて部屋をうろうろ。


さすがにちょっと緊張…手術よりも48時間絶対安静に。



手術は朝イチだったのですが(←前日まで時間知らなかった…)、その前にセンチネルリンパ節生検用に色素?を局所注射。


痛くて泣く方もいるようですが、私は大丈夫でした。

(針生検の方が痛かった…)


自分の足で手術室に向かってベッドに横になり、最初に点滴箇所をとり、横向きになって広角外麻酔を付けました。


手術ではこの瞬間がいちばん怖かったです。


見えない背中で局所麻酔や器具をカチャカチャする音、ぐっと押される感覚がするんです。


ヘルニアもあるから怖すぎる…


怖くなりながら装着?して、あとは仰向けになって眠りの世界へ…


「ヨネさーん、ヨネさーん」と起こされた時には10時間くらい経過してました。


最初に聞こえたのは「ヨネさん、リンパへの転移なかったよ」という乳腺科の先生の声。


それから形成外科の先生の「手術無事終わりましたよ」の声に安堵。


ほっとしたのもつかの間、強烈な車酔いにと寒気に襲われました。


あれです、全身麻酔後のあやつです。




長いので、一旦ここまでにします。