てぃるのモンハンコラム第3回。
今回は、初心者が一番悩むところをバシっと解決。
一体、どの武器を使えばいいの?
今回は、そこを検証してみましょう。
武器はMHP2Gまでで11種類あります。更にMH3にて新武器が登場します。
今回は、MHP2Gまでに登場し、MH3で使用できる6武器を中心に紹介。
武器その1:大剣 ~鋭い一撃でモンスターに大ダメージを与えよ
「モンハンといえば大剣」と呼ばれる。それくらいメジャーな武器が大剣である。
各シリーズのオープニングムービーでハンターが持っている武器は大抵大剣だし、
各パッケージでハンターが持っている武器も大剣が基本である。
おお振りで大きな一撃をどっかーんと飛ばす。
いざとなれば剣を構えてガードをすることもできる。
武器を構えるのも早く、武器を出しながらの攻撃もすぐ行え、納刀の速度も速い。
単純な攻撃が大ダメージに繋がるため、初心者が最も扱いやすい武器なのである。
更に大剣の真骨頂「溜め斬り」は、このゲームにおいて一撃のダメージが最も大きい攻撃と化す。
弱点は「抜刀時の移動速度が遅い」ということ。
実はこれ、初心者にしてみればとっても苦痛なことらしい。
武器を出しながらの移動速度が遅いため、扱いにくさ、取っつきにくさを感じるのだ。
実際、僕もそうだったので。
でも、ここで逆転裁判ブログらしく「発想の逆転」を行う。
「移動速度が遅いから扱いにくく、取っつきにくい」ならば、
「移動速度が速くなれば良い」→「抜刀時の移動が遅い」→「納刀時なら移動が早い」
この法則を理解し、「常に納刀状態を意識する」ことで、
大剣は驚異的な扱いやすさを実現することができる。
モンスターを納刀状態で観察し、スキを見つけて攻撃を開始する。
攻撃方法は、モンスターに対して武器出し攻撃。一発当てるだけで良い。
一発当てたら、モンスターの攻撃が当たらない範囲まで前転で逃げる。
そしてそのまま武器をしまい、再びモンスターを納刀状態で観察する。
これぞまさしく「ヒットアンドアウェイ」の理屈。
モンスターハンターの基本を学ぶ、という意味ではとても適しています。
使う武器に迷ったら、とりあえず大剣に慣れろ。
武器その2:片手剣 ~手数を増やし、とにかく斬りまくれ
大剣が「初心者が扱いにくいと感じる武器」だとするならば、
片手剣はその逆で「初心者が最も扱いやすいと感じる武器」である。
簡単に攻撃でき、移動速度も速く、手数も豊富。
しかし、手数が多いということは、それだけ一撃のダメージが小さい。
ただ、手数が多いということは、状態異常や属性ダメージが通りやすい、ということも意味する。
つまり片手剣は、「毒や麻痺といった状態異常を簡単に起こせる」点と、
「属性ダメージを多く与えることができる」点から、
武器に何か属性を持った武器を与えることでより多くのダメージを与えることが出来る。
端的な例は麻痺効果を持つ片手剣「デスパライズ」を使用することで、
モンスターに容易に麻痺をもたらすことができる。
片手剣のもう一つの特徴は、「武器を出したままアイテム使用を行える」点である。
多少ダメージを受けてもすぐに回復を行えたり、
味方が傷ついた場合にすぐに広域回復アイテムが使えたりする。
以上2点を総合することで、片手剣が果たすべき役割が見えてくる。
それは、パーティプレイにおいて「サポート」を行う、ということ。
麻痺や毒を付加させることで討伐を補助し、高速でアイテムを使用することで味方を補助する。
片手剣は小回りが効く性質上、アタッカーとしてもサポーターとしても活躍できる。
熟練の腕があれば、様々な面において非常に重要な役割を得ることができるのだ。
弱点は、手数が必要な性質上、一撃が弱いということと、
盾でのガード性能が弱いということ、
そして最大は、リーチが短いために攻撃範囲が非常に狭いということである。
ボスモンスターなら的確に弱点部位を狙う必要が出てくるため、
回避になれないと被弾することも多く、大型モンスターだと苦戦することも多い武器である。
補助効果を持つ剣を持ち、優位に戦闘を行え。
武器その3:太刀 ~練気ゲージを溜め、一気に攻撃
大剣から守りを捨て、扱いやすさと身軽さを実現した武器が太刀である。
素早い攻撃と手数の多い攻撃で、モンスターを攻撃する。
振り下ろし、突き、斬り上げ、斬りはらいの4攻撃を基本とし、
高攻撃力の武器で手数をこなすため、モンスターの討伐速度も速い。
更に、攻撃を与え続けることで「練気ゲージ」が溜まっていく。
これが最大まで溜まると、通称「練気状態」と呼ばれる、攻撃力と斬れ味が上昇する状態に移行する。
この状態だと、強力な「気刃切り」のコンボを行うことができ、
モンスターに大ダメージを与えることができるのである。
小回りがきき攻撃も狙いやすく、一撃も大きいため初心者でも扱いやすい武器である。
手数が多いため属性武器が相性が良い。属性ダメージの通りが良いのもこの武器の特徴である。
斬れ味の良い属性武器を使うことで、達人ならば驚異的な速度でモンスターを討伐する。
この武器の弱点は、「守りを捨てた」点にある。つまり、敵の攻撃をガードできないのだ。
ガードできない以上、回避するしかない。
ただ、大剣と違い武器出し攻撃の速度が遅めなので、
基本的に抜刀状態での行動を意識する必要がある。
そのため、武器の立ち回りとしては少しだけ難易度が高くなる。
モンスターの咆哮攻撃では確実に耳を塞いで立ち止まってしまい、大きなスキを与えてしまうのだ。
そのため、太刀使いが最も重視しなければならないのは、「装備」である。
モンスターによって適切な武器と防具を用意し、
身を守ることとダメージを与えることの両方を意識する。どちらかに偏ってはいけない。
突き詰めれば突き詰めるほど奥が深いのが、太刀の醍醐味である。
場面に応じて適切な武器と防具を。太刀は非常の奥が深い。
武器その4:ハンマー ~強力な一撃を重視せよ
ハンマーは、モンハンの世界では数少ない打撃武器である。
軽めの見た目とは裏腹に攻撃方法は大味で、
連続で突っ込んだりホームラン級の吹っ飛ばし攻撃を与えたり、
ハンマー投げの如くハンマーをぶん回す攻撃もあるなど、
攻撃時の見た目にも非常に楽しいのがハンマーの特徴。
一撃の威力が大きく、途中からは攻撃にスタン属性を含むため、
頭のようないかにも打撃に弱そうな部分に攻撃を与え続けると
モンスターは目を回して倒れてしまう。これがハンマーがハンマーたる所以の「スタン」である。
しかし、MHGのようにハンマーにスタン属性が無い場合でも、
ハンマーの攻撃は強力なために重要視される。
通常時にスタミナを消費しながら気合いを溜めることができ、
溜まった量に応じて様々な攻撃を起こすことが出来る。
特に溜めを最大まで溜めたときに制止して攻撃することで放つ「スタンプ」攻撃は、
ハンマーにおいて最大の出力を放つ。
また、手数が若干多いため、属性武器との相性も良い。
打撃に属性ダメージにスタンにと、多くの面で活躍できるのがハンマーに特徴である。
弱点は太刀に似ている。ガードができないため守りが薄いのだ。
また、溜め攻撃を基本とするためスタミナの消費が激しいのも難点。
ハンマーを使う場合も、装備の選択は非常に重要である。
大味な攻撃で大胆な行動を。
武器その5:ランス ~鉄壁の守りと手数の多い攻撃を両立
ランスは、モンハンの熟練プレイヤーが最も愛する武器である。
他の武器とは異なる構えや、回避方法の差違、抜刀時の移動の遅さなど、
初心者が扱うには非常にハードルが高い武器ではあるが、
狙った位置に正確な攻撃が与えられ、敵の攻撃をしっかりガードでき、
ステップにより回避も案外容易なので、この武器を突き詰めると
どんな武器よりも高速にモンスターを討伐することができるのだ。
通称「ランサー」と呼ばれる達人のランス使いは、
華麗なステップで適切な位置に回避し、スキを見て適切に攻撃をしていく、
その姿は舞い踊る様を見ているようで、非常に美しい。
ランスの攻撃は他と違い、「突き」である。
そのため、狙った位置に攻撃を当てやすいのが特徴である。
状況に応じて頭、腹、尻尾など、あらゆる場所に攻撃が届くため、
部位破壊のスペシャリストとも言えるだろう。
手数が多いため属性武器との相性も良い。
そしてなによりも、優れているのがガード性能である。
敵の攻撃にのけぞったりダメージを受けることなく、塊の如く守り抜く。
更にガードしたまま攻撃することも可能。
まさに攻防一体となった武器である。
真骨頂は、スキル「ガード性能」を付けたときであり、
その場合どんな攻撃でも微動だにしなくなる。
ランスが好まれる点は、扱い慣れるとどんな武器よりも討伐が容易になる点。
裏を返すと、熟練の域に達するまでが非常に大変な武器でもある。
他の武器と異なる回避方法である「ステップ」は、
「バックステップ」と「サイドステップ」があり、
それらを連続して3回まで出すことができる。ただこれが難しい。
慣れるのには相当の訓練が必要で、達成するまでに諦める人も多い。
ランスを熟練するには、やはり気合いと根気、そして時間が必要なのである。
攻防一体のランスの華麗な乱舞を見よ。
武器その6:ボウガン ~遠方から射撃せよ
このゲームで数少ない遠距離攻撃となる武器、それがボウガンである。
MH2からは弓も登場するが、今回MH3で省かれるために今回は唯一となる。
ボウガンは、様々な種類の弾丸を使用し、敵に射撃でダメージを与える武器である。
その弾丸の種類は通常弾から貫通弾、飛び散る散弾から爆撃の拡散弾、
各種属性弾や麻痺、毒、時にはペイントや麻酔、そして回復弾に至るまで様々。
モンスターに応じて適切な弾を使いこなし、遠方から射撃でダメージを与えるのがボウガンである。
ボウガンにはその大きさから2種類、MH3からは3種類に分かれる。
抜銃時の移動速度や弾のリロードが早いぶん、威力に欠けるライトボウガンは、
主に拡散弾などの武器の威力に左右されない弾や、
短時間で手数をこなしたい各種状態異常弾、素早く使いたい回復弾など、
主にサポートをするのに適した身軽な武器である。
抜銃時の移動速度やリロード、武器出しの構えが遅く重たいが、
一発の威力が期待できるヘビィボウガンは、
一発の威力を重視しての属性弾や貫通弾など、敵にダメージを与えるアタッカーとして活躍する。
しかし移動が前転に限られるため、敵の攻撃回避には少し熟練の腕が必要。
MH3で登場するミドルボウガンに関しては情報を仕入れていないためここでの説明は省く。
ボウガンは遠距離武器である性質上、敵からの被弾をほとんどしない。
しかし、身軽な装飾を好まれる性質上、防具の防御力が凄まじく低いため、
万が一被弾した場合のダメージ量が大きいのが弱点である。
また、ボウガンの弾は有限であり、また必要な分は予め持ち込む必要があるため、
アイテム欄を圧迫してしまう、というもの弱点といえば弱点か。
弾は調合してまで持ち込む必要も出てくるため、
案外戦闘中にやることが多いのも特徴。そのため、敵の行動を常に予測し、
安全にリロードするタイミングを見極める必要もある。
ボウガンを使うためには、モンスターをある程度理解している必要もあるのである。
遠距離から様々な攻撃を与える、それがボウガンの仕事だ。
ふう、長かった。
今回紹介した6武器は全てMH3で登場するもの。
MH3では初心者も熟練者も等しく同じ位置からスタートします。
みなさんはどの武器で、MH3の世界に飛び込みますか?
(てぃる)