はっきり申し上げます。ブログのネタがありません!ということで、苦し紛れですがジャイアンツの選手登場曲の思い出話を連載していこうと思います。今年は新外国人のパーラの「ベイビーシャーク」が話題となっている選手登場曲。その歴史やどんな曲があったのか、ご紹介していきたいです。

 

 

東京ドームで選手登場曲が原曲で流れ始めたのは2001年。その前まではオルガン演奏で流れていたそうです。この2001年から私は本格的なジャイアンツファンになったのですが、その年の8月か9月に選手登場曲集CD「ジャイアンツマニア」が発売されて、迷いなく買いました。

 

まずはそのCDに収録されている曲から、いくつかピックアップしていろいろお話ししましょう。

 

【清水隆行選手登場曲】

ペットショップボーイズ「Go West」

ジャイアンツのシーズン最多安打記録保持者であり、低い弾道の打球が勢い衰えず、そのままライトスタンドに突き刺さるホームランが印象深い清水さん。

 

登場曲が流れ終わっても「しーみーーず オオオーオオー」と、スタンドのファンが歌い続けて盛り上がる曲でした。

 

【清原和博選手登場曲】

長渕剛「とんぼ」

2000年にそれまでの打撃不振から復活。2001年は自己最多打点をマーク。2002年は故障に泣かされながらも、日本シリーズでは自らのバットで古巣西武をねじ伏せた勝負強き5番打者。イントロ部分が登場曲として流れて、曲がフェードアウトした後もファンがその続きを歌っていました。

 

【川相昌弘選手登場曲】

浜田省吾「ベースボールキッズ・ロック」

犠打世界記録保持者であり、オヤジギャグが得意な世界の川相さん。犠打世界新記録を達成し、引退撤回でチームを去った2003年までの3年間でこの曲を登場曲で使用していました。

 

【阿部慎之助選手登場曲】

ゴリラズ「パンク」

ルーキーイヤーの阿部さんの登場曲。使用したのはこの1年だけでした。しかし、この曲は阿部さんの専用応援「オーオオオーオオ 慎之助!」の原曲です。気になった方はぜひ聞いてみてください。

 

【槙原寛己投手登場曲】

DJ MIKO「スカイ・ハイ レディオバージョン」

この年限りで引退した槙原さん。現役最後の登板となった9月30日の横浜戦では、勇退する長嶋監督からマウンドでボールを受け取り、最後の対戦打者谷繁さんから空振り三振を奪いました。この曲を聴くと私はいつも槙原さんの引退登板を思い浮かべます。

 

 

では、ここからは話題を変えて、この頃の主力選手はどんな曲を使っていたか話しましょう。

 

【仁志敏久】

私の中では仁志さんを上回る巨人のセカンドを、結局まだ誰一人見ていません。頭脳的な守備と20発打つ長打力と俊足。長打力のあるバッターを1番で起用できたのは、今思うとぜいたくな時代だったなと思います。

 

その仁志さんはプロレス好き。毎年登場曲を変えていたのですが、その中には高山善廣選手の入場曲「DESTRUCTIVE POWER」(2003年頃)や、丸藤正道選手の入場曲「ヒステリック」(2004年)を使ったこともありました。

 

【松井秀喜】

全試合フルイニング休まず出場し、4番センターにいるのが当たり前だった松井秀喜さん。2001年は自身の愛称にちなんで「ゴジラのテーマ曲」、2002年は優勝・日本一への強い思いを込めてか、クイーンの「We Are The Champions」を使用していました。

 

そして、2002年はジャイアンツを日本一に導き、自身は50本塁打をマークして本塁打王と打点王の2冠を獲得。これを置き土産に、メジャーリーグ・ヤンキースへと移籍しました。

 

【江藤智】

広島からFAで巨人に移籍し、2度の日本一に貢献した江藤さん。江藤さんは2002年頃から西武に移籍する前の2005年まで、チャゲアスの「YAH YAH YAH」を使用していました。ついでにこの曲は、私が幼稚園のお遊戯会で踊った記憶がかすかにあります。

 

 

 

今回はここまで。次回は時代の順番的に2004年以降のことを書こうかと思います。