長男の学年はインフルエンザが猛威をふるっており、火曜水曜と学年閉鎖でした。
実は長男も日曜日から発熱してインフルエンザの診断が下りました。。
月曜日まではしんどそうでしたが、火曜日からはまあ普通に過ごせるように。
したがって火曜と水曜は全員リモート、今日は教室で授業行われる中での欠席者のみリモートという形でした。
せっかくなので付かず離れずの位置で観察しました。
まず全員リモートの日は朝のHRに午前中2時間、午後は先生無しで大繩大会に向けての話し合い(学級会)でした。
2時間の授業は社会と算数。9時ごろから始まるのですが、8時過ぎから長男がバタバタしています。
どうやら置き勉を多くの生徒がしているらしく、今日進められる箇所をスマホで撮ってはLINEグループで共有している様子。
彼も何枚か提供したようですし、他の友人から助けてもらったページもありました。
その様子にはデジタルネイティブ世代を強烈に感じました。
突然LINE通話が入ってきたり同時にタブレットのteamsでも作業したり。
全員オンラインということでこの日の社会と算数は新出の内容を進めるのではなく、最近習った箇所のまとめでした。
そんな内容だったせいか、先生はティーチャーではなくファシリテーターでしたね。
集中したいときにはマイクを切って、そうじゃない時は皆で盛り上がって分割された画面に顔が見えたり消えたり。
LINEグループが繋がれたままの時間もありましたが、あまり先生はそのような細かい点は気にされていない様子。
以前も書いた授業参観のオンライン版のようなやり取りがそこにありました。
午後は大繩大会の作戦や練習計画で、多くの意見が交換されていました。
まあ彼らの学年は早くからICTを積極的に導入していましたし、9月にもコロナで学級閉鎖がありました。
そんな背景があるからこそスムーズに事が進むのでしょうね。
今までやっていないクラスが突然の休校で始めるにはちょっとハードルが高い感じを受けました。
今日はクラスは普通に授業が行われており、長男のパソコンの画面には黒板がドンと映る感じ。
時々、先生の方から「聞こえているかい?大丈夫?」のような声掛けがあります。
これは普段も自分の教室で行われる授業はすべてこの形のようです。
途中書写の時間がありましたが「用意が家にありません」とのことで、画面を切って漢字の課題を進めていました。
給食を挟んで午後は再びホームルーム。
「6年生として学校に残りの期間で何を残せるか?」みたいな話をしていました。
これもほとんど先生は話しません。児童がそれぞれ色々な提案を出していく形でした。
ということで、地方の普通の公立小学校でもこんな感じのオンラインを休校や欠席者向けに行っています。
今回感じたのは普段の登校があるからこそ、これが成り立つという現実ですね。
ここまで5年半で培ってきた友達との関係、半年余り培ってきた担任との関係。
それらがベースにあるからこそ成り立つオンラインだと感じました。
不登校や長期の病欠などの子には別の立て付けのオンラインが必要だと思います。
また市内の他の小学や中学では行われていないクラスの方が圧倒的に多いです。
そこらへんのルールはどうなっているのかなと?
雨降って地固まる。
長男のインフルエンザは良いことではありませんが、代わりに貴重な授業の様子等を見ることができました。
長いと思っていた小学校生活も終わりが見えてきて親の私も寂しく感じるようになってきました。
加えて次男が罹患しなかったことがありがたいですね!