「何を教えるか」という知識の質や量の改善はもちろんのこと,「どのように学ぶか」という,学びの質や深まりを重視することが必要であり,課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習(いわゆる「アクティブ・ラーニング」)や,そのための指導の方法等を充実させていく必要があります。
参考:文部科学省HP
ところでみなさん、アクティブ・ラーニングって何かわかりますか
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アクティブ・ラーニングとは「生徒が自分から積極的に学び、学んだことを実際に活用する能力を育てる教育方法」
つまり、先生がする授業を生徒が聴いてるだけの受動型学習に対して、生徒を巻き込んで、生徒自身に考えさせる機会がある能動的学習のことを言います
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なぜ、このような学習の方法が推奨されているのでしょうか
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私たちの脳はある条件がそろうと伝達物質が放出され記憶しやすくなり、その状態を「開脳」と言います。
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脳は、自分が主体者であると判断するとこの「開脳」が起こるのです
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例えば、車の助手席に座っている時はなかなか道を憶えれないのに、自分で運転する場合は道をよく憶える
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![アップ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
この時まさに脳は、自分が主体者であると判断し、「開脳」が起こっています。
普段の指導で、先生ばかりが話していて能動的なのに対して、生徒は聞いているだけの受動的な状態になってはいないでしょうか
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これでは、先生の脳は開脳しますが生徒の脳は閉脳してしまいます
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こうならないようにするために「生徒にアウトプットをさせる」ということが大切です
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例えば、問題を解いたり小テストを行うことがこれにあたります
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学んだ直後に、そしてこまめにアウトプットすることで開脳の状態にすることが出来るのです。
また、生徒にアウトプットさせることで現在の理解度や定着度を知ることができます
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![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
これは先生にとっても大事な情報です。アウトプットしなければ、本人も先生も理解しているかどうかわかりませんからね
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そして特に学習効果の高いアウトプットは、他者にアウトプットする、つまり「教える」
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![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
自分では理解していたつもりでも、自分の知識として定着していないとなかなか難しいものです
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授業でやったことを生徒に説明させる(教えてもらう)という時間を作るのも良いかもしれません
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また、そのような試みを習慣化することで生徒はアウトプットをする前提で授業を受けるようになり、より開脳した状態で指導を受けることができます。
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みなさんも是非アクティブ・ラーニングを意識した指導をしてみましょう
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参照:http://www.als.co.jp/#!activelearning-workshop/c20yx