「漢字を覚えさせるにはどうしたらよいのだろうか?」
今月送っていただいた指導手帳・コーチングシートでは、このような声が多数寄せられていました。そこで、今回は、漢字の暗記方法としてテレビなどでも紹介されたことのある津川式・漢字暗記法をご紹介します。 だまされたと思って一度実践してみてください。意外な効果が得られると思います。
津川式-漢字記憶法の進め方
1.覚える漢字をよく見ます。
2.下記見本のように、各漢字の自分にとって 「ここさえ覚えればあとは全部出てくる」と思えるポイントに○をつけます。思いつきでもいい ので、漢字のどこかに○をつけてください。
3. ○をつけた漢字をすぐ手などで隠して、漢字の 隣にその漢字を書いてください。
4.5つ覚えたら、手本を隠して別の紙に一度に5つ 書いて確認します。
5.2から4の作業を繰り返します。
6. その日覚えたい漢字全てやり終えたら、最初か ら通しで書き出せるかチェックします。
※覚えられなかった漢字は、もう一度1から3を繰り返してください。 ※毎日コツコツやると効果的なので、1日10個くらいを覚えると良いです。 |
この方法だと、何回も同じ漢字を練習書きする必要もなくなるので、非常に簡単に漢字を覚えることができるようになります。漢字を覚えようとすると、結局書くという作業のみをしてしまうという罠に陥りやすいですが、津川式の場合、集中して一つ一つの単語に向き合うことができるのがよいところです。
以下に漢字検定1級相当の漢字も取り上げてみました。是非、津川式・漢字暗記法の効果を先生ご自身で試してください。効果が高いことにきっと驚くと思いますよ。そして、やり方を生徒さんにも教えてあげてください。
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