一人息子は会話のできない自閉症~ときどき不妊治療~

一人息子は会話のできない自閉症~ときどき不妊治療~

いや、まだ一人息子と決まったわけじゃないけど。息子6歳。一往復の簡単なコミュニケーションはできます。会話できませんがエコラリアは天下一品。障害児育児と不妊治療の愚痴を綴った本音ブログ。

 

 

 

 

 

 

 

 

次男を出産して、退院2日後のこと。

 

 

不妊治療でお世話になったクリニックから夫宛てに手紙が届いた。

 

 

夫「なんだろう」

 

 

私「凍結している精子をどうするかの手紙じゃない?」

 

 

それか、クリニックは出産予定日を把握してるから

無事に出産できたのか、赤ちゃんに異常はないかとかのアンケートか・・

 

 

まさかまさかの、「出産おめでとう」のメッセージかも??

 

 

開けてみたら、凍結している精子をどうするか、延長保存するなら保管料振り込んでねの案内だった。

 

 

ヶ。

 


 

全く、世の中お金のことばっかりなんだから。

 


この凍結している精子、このクリニックに転院してすぐ採取されたもの。

 


だから今より3歳ほど若いときのもの。

 

 

出産して退院したばかりのこんなときに

 

廃棄か凍結延長か判断しないければならないなんて

なんていうタイミング。

 

 

結論は

 

 

廃棄することにした。

 

 

受精卵だったら延長してたかもしれないけど

精子だし。

 

 

3年間、半年ごとに延長保存を繰り返してきた凍結精子。

 

ここで区切りをつけたことに感慨深いものがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

先日、支援学級の授業参観に行ってきました。

 


内容は1〜6年までの支援学級生の「学級活動」。

 


体育館で、粗大運動を取り入れたゲームや

チームで取り組む遊びでした。

 

 

できれば、出産直後で行けなかったけど4月に行われた座学の授業参観が見たかった・・

 

 

とりあえず今回は参加してみました。

 

 

行ってみてまず思ったのは、児童が多い。

(保護者も多い)

 

 

1〜6年生まで27名だそう。

 

 

(それなのに、息子の学年は息子しかいない・・)

 

 

今回の授業内容は、まぁ療育なんかで見慣れた感じで


息子はいつもどおり楽しそうに積極的に取り組んでいました。

 

 

癇癪をおこして先生二人に抱えられてなだめられている児童がいました。

 

 

こういうときに周りから白い目で見られることがないのが支援学級。


保護者たちから「いいんだよ」っていう空気が温かさを感じます。

 

 

その授業が終わったら保護者たちだけでの懇談会。

 

 

事前にアンケートで育児に関して興味のある項目を訊かれ

その項目ごとにグループに分かれて行われました。

 

 

私は「将来の進路・就職」という項目のグループでした。

 

 

5人いた保護者の中でほとんどが6年生の保護者でした。

 

 

場違いだったかなと思いました。

 

 

そこで得た情報としては

 

 

丸レッド中学で支援学級から普通級への転籍はあまりないが、過去の事例はある


丸レッド中学で支援学級に在籍してる場合、

内申書はないが、文章で学力について記載することができる(内申書代わりに)。普段から学力があり、入試でも点が取れていれば通常の高校に入学することはできる(←これは私の地域だけの話かもしれません)

 

 

最後に



「こどもから『どうして自分はおひさま学級(支援学級)なの?』と訊かれたら、どう答えたらいいでしょうか」

という質問が出ました。

 

 

 

 

6年生のお母さんが体験談として話をしてくれました。

 

 

お子さんが4年生のときに、クラスメイトから 

 

「おひさま学級は障害者の学級だろ」と言われたそうです。

 

 

それで、お子さんは

「どうして僕はおひさま学級なのか」と訊いてきたそうです。

 

 

お母さんは

「目が悪い人がメガネをかけるように、足が悪い人が杖を使うように、〇〇くんもできないことがあるときにサポートをたくさん受けられるように、おひさま学級に入ったんだよ」と涙ながらに言われました。

 

 


「障害者の学級」

 

 

私にとってもガツンとくるワードでした。

 

 


息子も今はなんの疑問ももたずに、おひさま学級と交流学級といったりきたりしていますが

いつか疑問に思うのでしょうか。

 

 

どうして僕だけ、おひさま学級にいったりきたりしているんだろう。

 

 

どうして僕だけ、サポートしてくれる大人がそばにいるんだろう。

 

 

どうして僕だけ、みんなと下校するのではなくお迎えがきて別の施設へ行っているのだろう。

 

 

 

「その時」がきたら

 

私はどう答えようか。

 

 

 

「障害がある」ことまで伝えるのか

 

このお母さんのように、「目的」のみを伝えるのか

 

 

 

こういった試練や同級生からの偏見は

障害児の親の共通ミッション。

 

 

もし、私の息子がそう言ってきたら・・と考えると

私も涙を流していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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土曜日、久しぶりに息子の歯を磨いた。

 

 

次男のニックを出産してから

なかなか私が仕上げ磨きをしてあげられなかった。

 

 

夫が仕上げ磨きをするか

 

最近では自分で磨いて終わりということも多い。

 

 

絶対、ちゃんと磨けていないだろうな。

歯石とか溜まりそうだから、今日は私が仕上げ磨きをしようと息子を呼び寄せた。

 


口の中を覗くと・・・

 

 

 

あれ???

 

 

下の歯の裏側に、にょっきと出ている歯。

 

 

 

 

 

きたーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

 

 

 

ついにきた!恐れていたことが!!

 

ああ、もうその時がきてしまったのか!

 

 

永久歯!!!

 

 

息子、6歳10ヶ月で永久歯参上。

 

 

 

もう少年なのね。ショックだわ。

 

 

笑うたびに小さい歯をのぞかせていた幼児の息子から

 

大きな歯を持つ少年へと成長しつつある息子。

 

 

ショックすぎて「ショックやわ・・」と声に出してしまった。

 

 


年長の頃から、仕上げ磨きをするときに

 

「そろそろ歯が生え変わるんだよグスン」と言って

心の準備をしてきたはずなのに

 

 

いざ、その時が来たらやっぱりショックだった。

 

 

本当になんでこんなにショックなんだろうね。

 

 

歯の生え変わりでこんなにショック受けてる親はそんなにいないんじゃないか。

 

 

いつも、息子の成長を喜べない

 

そう、私は子どもの成長を喜べない親なのさ。

 


 

離乳食のとき 

→いよいよミルク以外のものを摂取するのか〜ショック(うんちが大人と一緒になるし)・・・


 

断乳

→私のパイはもう不要か・・息子はもう私を求めてないのね・・二人だけの特別な時間がなくなるのね・・・

 


保育園入園

→今までずっと一緒にいたのに、私の知らない時間を過ごし、私の知らない給食を食べるのか・・・

 


小学校入学

→いよいよ精神的にも物理的にも母子分離だね。さようなら・・・

 

(オムツ外れだけ純粋に嬉しかったわ)

 


 

年少の頃までは、外見の成長と発達度合いの差が広がるから成長を喜べなかった。


 

それ以降は、不妊治療がうまくいかず一人っ子確定になりそうだから成長を喜べなかった。

 

 


じゃ、今はなんで成長を喜べないんだろう

 


息子が遠い存在になるような気がするからだろうな。

 

 

次男のニックの成長も喜べないんだろうな・・下矢印

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 


先日、夫の育休が終わる前に1日フリー時間をもらいました。

 


一人カフェをエンジョイしていると

 

隣に母親と息子さんが来ました。

 


息子さんは中学生くらい。


 

この年頃の息子とカフェはめずらしいなー

お母さんはおしゃれカジュアルファッションで若いなーという印象でした。

 

 

二人は食事が終わった後

息子さんの宿題?に取り掛かりました。

 


数学です。

 

 

しばらくして、私の同類検知アンテナが反応し始めました。

 

 

息子さん・・・自閉症かな?と。


 

会話のキャッチボールはできていたし

数学の難易度も年相応だけど。

 


なんとなく。

 


お母さんが数学を教えてましたが

どうやら息子さんはその数学の理解が難しく、イライラしてる様子でした。

 


「なんで?!」と繰り返しています。

 


そして息子さん

数回机をたたき始めました。

 


お母さん「それやめて」

 

お母さんは冷静に数学を教えたり、その行動をたしなめていました。

 


息子さんはイライラした様子で「うるせぇ」「だまれ」など言っていました。

 


問題に躓く度にイライラして机をたたくクセがあるようでした。

 


お母さん「だからそれやめてってば。イライラするなら家に帰ってしよう」

 


息子さんは家には帰りたくないようでした。

 


私は、やっぱり自閉症っぽいな〜と思いながら、そちらを見ないように観察していました(得意技。)

 


それにしても、このお母さんすごいな〜


私だったらこの奇行と悪態と勉強を教えても伝わらないことにイライラしてしまうけど

全くイラツイてる雰囲気がなく冷静でした。

 


てか・・・ん??

 


このお母さん、見たことあるな〜と思ったら

 

半年くらい前に、市の就学前障害児親の集まりの会で

アドバイザーの先輩ママとして参加していた人やん!!

 


その時、私はその先輩ママの息子さんが通っていた小学校が


ジンが通う小学校と同じだったので

この人にいろいろ質問したんだった。

 


たしか息子さんは4月から中学生になるって話だったけど・・・

 


まさか、隣町の喫茶店で見かけるなんて。

 


声をかけようか一瞬迷ったけどやめました。

 


そんなに親しくないのに

こんなところで、このシチュエーションで話しかけられても気まずいだろうし。



しばらくしてお母さんは

「もう、イライラしてるから帰ろう」と言って

立ち上がって支払いにいきました。



息子さんは後を追いかけました。



さすが障害児先輩ママ。

自分の感情を律する能力が高いなー。



息子も中学生になったらあんなふうに中学生らしい反抗的な態度になるのかな。



そのとき私はあのお母さんみたいに冷静な態度をとれるのだろうか。

 


進研ゼミ 小学講座

 

 





 

 

 

 

 

 

 

写真をよく撮られる幼児は

 

髪はプロに切ってもらった方がコスパがいい。

 

 

 

しかし息子はもう小学生になったし

写真を撮る機会も減ったから、私が切って節約しよう。

 

 

 

二人目のこどもも男の子だし、

 

ワンパターンのデザインを極めれば、2人分のカット代が浮くじゃん音符

 

 

と思って、先日息子の髪を切った。

 

 

髪を切る機会は日曜日しかない!

 

ロクに切り方の勉強もせずに

 

切ってる最中に次男が泣き始めて焦る中

 

切ったのがコチラ下矢印

 

 

 

 

 

 

シルエットでも分かる

 

やってしもうた感。

 

 

 

作品名

「パイナップル野郎。」

 

 

 

 ホントは爽やかにツーブロックにしたかった。

 

 

どうしよう・・

 

 

もうすぐ次男のお宮参りがあるんだが。

 

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