二階さんの周辺の方は、あれで終わりだ、などと高を括っていてはいけませんね | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

二階さんの次の選挙への出馬の目はそもそもなかったのだから、二階さんが自民党執行部の先手を取って次の衆議院選挙への不出馬を表明したからといって、それで二階さんが何らかの政治責任を取った、などと早合点をされない方がいいだろう。

昨日の不出馬表明のための記者会見はそれなりに評価されて然るべきだろうが、現段階では離党も議員辞職もしていないのだから、しばらく時間が経つと、「二階さんは結局何の責任を取らないで逃げているだけじゃないか」という声が大きくなりそうだ。

二階さんはどうやら記者会見が苦手のようで、大分切れやすくなっているようだ。

いくら小声であろうと、「バカヤロー」などと記者会見の場で呟いてはならない。

自民党の執行部は二階さんを不処分のままにするつもりだろうが、世間がそれで納得すると思えば大間違いである。

多分、処分の対象となる他の議員からも、不公平だ、くらいな声が上がるだろう。

これで幕引きが出来る、などとはくれぐれも思われないことである。

逃げ切りは、誰も許さないはずだ。