アメリカのバイデン大統領が債務上限引き上げ問題で窮地に立たされているようだ。
現時点で19日から広島で開催されるG7サミットに欠席せざるを得ない状況にまで追い込まれているのだとしたら、バイデン大統領は国際政治の舞台での指導力を既に事実上失っている、と看做さざるを得ないだろう。
これでは、バイデン大統領がいくら元気な振りをしていても、世界の国々はバイデン大統領の言うことを聞かなくなってしまう。
どこの国の政治家も足元をしっかり固めておくことが大事だが、バイデン大統領の足元は如何にもフラフラしているように見えて仕方がない。
普通なら、ここでどなたかがMAKE AMERICA GRATE AGAIN!などと雄叫びを上げれば一気に雪崩が起きそうなものだが、アメリカの前大統領のトランプ氏も散々な状況に置かれているようだ。
富裕な資産家として知られるトランプ氏からすれば500万ドル程度の賠償金はそう大したものではないのかも知れないが、27年前の女性ジャーナリストに対する性的暴行や名誉毀損で陪審から十実を認定され敗訴したというのは、政治活動を続けるうえで結構痛手になるのではないだろうか。
アメリカの政治は、実際にはこんなにも弱い方々が担ってきたのか。
そう思うと、思わず身震いしてしまう。