特措法改正法案と感染症法改正法案の修正協議の成否で野党の皆さんの政権担当能力の有無が試されるはず | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

第三次補正予算案についての審議が衆議院の予算員会で始まったが、与野党国対の協議で月内に補正予算案が成立することは事実上確定したようである。

これ以上茶番劇を見せられたくないな、と思っている大方の国民にとっては、国会審議がスムーズに行われることは歓迎すべきことだろう。

今国会の山場の一つが早速やってくる。

補正予算の次は、特措法改正と感染症法改正問題である。

既に政府の改正法案は国会に提出されているが、政府も与党も野党との間の修正協議を前提にして各改正法案の提出に及んでいるようだから、修正されることは事実上確定していると言っていい。

問題は、どう修正するかである。

誰が修正協議をリードし、どのように修正協議を決着させるか、ということが大事なポイントになる。

修正協議の担当者が頑なで、自説に固執するようであれば、折角の修正協議も何の成果を挙げることが出来なくなる。

修正協議の仲介の労を取ってくれる、公正中立で、かつ法律実務に精通した、誰からも信頼される人がいればいいのだが・・。