衆議院解散の大義名分は十分立つだろうと思ってはいるが、しかし、コロナとの闘いが新たなフェーズになっている現時点では衆議院の解散・総選挙の話はしない方がよさそうだ。
現職の衆議院議員の皆さんにとっては、任期満了の直前まで解散風に脅かされないので済むようになるのだから、悪い話ではないはずだ。
今か今かと出番を待っておられた方々にはちょっと残念かも知れないが、今の状況で選挙のことばかり話題にしていると、世間のことを何も知らない人だ、などと軽侮を招くだろうから、今は何も言わない方がいい。
来年の通常国会冒頭の解散がなくなったということになると、普通に考えると、来年のオリンピック・パラリンピックが終わるまでは衆議院の解散・総選挙はなさそうである。
常在戦場とは言うものの、実際は永田町は当分、凪になる。
待つ身は辛いだろうが、せいぜい英気を養っておかれることである。
今月のさわやか政治塾は、11月29日(日)の午後5時から開催される。
時には、こういう会に参加されて、気分を一新されることもいいかも知れない。