助け合うのは基本的にいいことだが、選挙互助会だけは御免蒙りたいものだ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

まあ、ご自分たちはそれぞれに高い志を抱いて立ち上がったそれなりの志士のつもりでおられるのかも知れないが、いつの間にか、皆さん、当初の志をどこかに置き忘れてただの選挙互助会のメンバーになろうとしておられるようだ。

選挙で勝ち上がらなければただの人になってしまうという厳しい世界におられるので、選挙に勝ち残ることに必死になっておられる皆さんを軽々しく扱ってはならない、ということは重々承知しているのだが、選挙のことしか頭にないように見える方々ばかり多くなってしまったのでは、さすがに興醒めである。

存分に政治を語っていただきたい。
存分に政策を語っていただきたい。

そういう中から、同志が生まれるのは実に結構なことである。

私が見ている限りでは、立憲民主党の皆さんと国民民主党の皆さんの間での平場での話し合いはどうもなさそうである。
互いに政治を存分に語り合うこともなければ、政策を練り上げることもない。

あるのは、自分の生き残りのための駆け引きくらいなもので、本当の平場での語り合いがない。
これでは、いつまで経っても同志愛は生まれないだろう。

どうしようもないな、というのが、傍から見ている私の率直な感想である。
悪しからず。