そろそろ野党の皆さんにも喝を入れた方がよさそうですね | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

今日あたり連合の方から何らかのメッセージが出されるんじゃないかと思っているが、立憲民主党と国民民主党の合流の話は、どうも上手く行きそうにない。

安倍内閣の支持率がここに来てまた下がってきているようなのだが、同じように野党の皆さんに対しての国民の期待度も下がっているようなので、これから増えてくるのは日本の政治や政治家に対する不信感、失望感だけのような予感がしている。

これまで殆どクラスターの発生が報じられてこなかった地域にまでクラスターが拡がっているようなので、特別の警報が発令されないまま日本全体に何とはなしの不安が拡がっていくに違いない。

Go To トラベルキャンペーンやワーケーションのキャンペーンぐらいではとてもこの不安を一掃出来そうにない。

失業者や経済困窮者を増やさないように最善の努力を続けていかなければならないのだが、どうも明るい兆しがどこにもない。

いずれ国会を閉じていること自体に対しても国民の批判が上がってくることは必至である。

こういう危機的な状況を突破出来るような適当な方策はそんなにはないのだが、自民党には安倍総理の退陣という、とっておきの方策がある。

内閣改造という中途半端な方策ではなく、内閣総辞職で人心一新を図る。

すべての失政の批判を安倍総理が一身に背負って内閣総理大臣を辞任する、ということになったら、世論の風向きは一夜にして変わるはずだ。

野党の皆さんには、何のなす術もない。

立憲民主党と国民民主党の合流などという不毛の話し合いを延々と続けている、というだけで、大方の国民の心は両党から離れて行ってしまう、ということを覚悟しておいた方がいい。

安倍総理がとっておきの切り札を出すかどうかは分からないが、こういう状況の時に野党の皆さんがやるべきなのは、不毛の話し合いの継続ではなく、野党統一候補選出のための予備選の実施くらいじゃないのかな。