最近の迷走ぶりは些か度が過ぎているが、それでも首尾よくスタートすることを祈っている | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

Go To トラベル事業の迷走ぶりには少々呆れているのだが、しかし、だからと言って関係者の皆さんを非難する気にはなれない。

世論の読み誤り等は誰にでもあり得ることで、これはある程度仕方がない。
Go To 事業の前倒しはさすがに拙かったが、4連休を目前にして関係者の皆さんが功を焦ったのも、仕方がないと言えば仕方がなかった。

端的に言えば、皆さんにはツキがない、ということである。

ツキがない時は、やること為すことすべて裏目に出ることがある。

ツキがないということが分かった時にやることは、一つ。
決して大きな勝負はしないことである。

一旦立ち止まって、周りをよく見渡すことだ。
軌道修正は難しそうなので、とりあえずは、スピードを緩めること。

まあ、あちこちから批判の礫が飛んでくるだろうが、これは甘受する外ない。
当たれば痛いが、しかし、死ぬことはない。

とにかくこの4日間を乗り切ることが出来れば、いずれ、皆さん、それなりに評価してくれるはずである。

アベノマスクよりは、いいはずだ。
どこかにはアベノマスクで恩恵を蒙った人がおられるのかも知れないが、概してアベノマスクは不評だった。
一方、このGo To トラベルの方は、それなりに恩恵を蒙る人があちこちにいそうだから、将来的にアベノマスクほどには悪口を言われないで済むかも知れない。

引き籠りの状態から、とりあえず一歩前へ進もう、という意味で、Go To トラベルにはそれなりの意義がある。

何とか上手く行きますように!
関係者の皆さんと共に、ひたすら、そう、祈っている。

ちなみに、小池さんは、不要不急の外出は控えるように、と仰っているが、Go To トラベルへの参加は決して不要不急の外出には当たらない、と私は個人的に思っている。
なにしろ、Go To トラベルへの参加者の皆さんは、疲弊を極めている地方の観光業の再生のためにあえてリスクを取っていただいているのだから・・。