せめて小池さんぐらいの造語力があればいいのだが、立憲民主党の皆さんには何も浮かばないのだろう。
語彙力の乏しい方たちの話し合いは、まったく周りの人の夢を掻き立てるようなところがなく、実に寒々しい。
いつかはどこかで纏まるのかな、と思わないでもないが、どこからか救世主みたいな人が現れないと、まず無理だろう。
立憲民主党と国民民主党をそれぞれ解党して新しい党を立ち上げる、というのは、それが本当に実現するのであれば、一応大したことである。
そういう意味では、立憲民主党の枝野氏もそれなりの覚悟をした、ということで評価してもいいのかも知れないが、新しい党の名称を立憲民主党にする、というのが絶対条件のようだから、一緒になりましょうよ、と手を差し伸べながら、同時に足で相手を蹴飛ばそうとしているような様子が窺われ、何だかなあ、という印象を拭えない。
国民民主党の玉木さんは、礼儀正しい人のようだから、一応は相手の話を丁寧に聞くようだが、まあ、普通の感覚ではとても素直に、はい、わかりました、と言えるような話ではない。
喧嘩っ早い人なら、「馬鹿にするな」と席を立ってもおかしくないような話なのだが、玉木さんは、ついつい何でも話を丸くしようとしてしまう。
それだけ人がいい証拠なんだろうが、いい人はとかくどうでもいい人になってしまう虞があるので、もう少し人が悪くなってもいい。
玉木さんももう一皮剥けた方がいいんじゃないかしら。