暖房と冷房を同時に入れている、というよりは、ブレーキとアクセルをほぼ同時に踏んでいるようなものだろうと思っている。
曲がりくねった道を猛スピードで走ろうとする時は、アクセルとブレーキを交互に使って上手に進路を調整するのだと思う。
ハンドリング次第かな、というところがあることは否定しない。
今はドライバーが実に頼りないからヒヤヒヤしっ放しだが、コロナでやられっ放しというわけにもいかない、ということはそのとおりだと思う。
野党の皆さんは、直ちにGo To トラベル事業の中止なり延期を求められるはずだと思うが、これはこれで色々問題が出て来そうなので、ほどほどの結論を出されたらいい。
まずは、首都圏からの参加申し込みの受付を1週間ほど保留されたらいい。
如何にも拙速なGo To キャンペーンの前倒し決定だったので、Go To 事業への批判が噴出した印象がある。
赤羽さん等の打ち出し方に問題があったというべきだろう。
万全の態勢を敷いて、慎重にも慎重にGo To 事業を始めるのだ、という印象があれば、ここまで批判を招くことはなかったはずだ。
ここは、アクセルとブレーキを上手に使い分けることである。
ハンドリング一つでどうにもなる。
まあ、今の政府にそういう器用な人がいるかどうかは知らないが、いいも悪いもドライバー次第、ということではないかしら。