なかなか、参った、と言わないところは見上げたものだが、多分、今は何もやっても無理だろうと思う。
簡単に投げ出すわけにはいかないだろうが、そろそろ投げ出してもいい頃だろうと思っている。
まずは、内閣改造に踏み切ることである。
内閣総辞職をしたら大混乱に陥ることは必至なので、混乱を避けるためにポツリポツリと手を打つくらいでいい。
少なくともご自分がお辞めになっても国政の運営に大きな支障が生じない程度の内閣改造に踏み切って、来年度の予算編成作業と臨時国会に備えることである。
未曽有の危機は、多分、これから来る。
この危機に備えるためには、現時点で考えられるだけの重厚な布陣を敷かれた方がいい。
内閣改造を終えて、それなりの態勢が出来たら、徐に自民党の総裁を辞任することを表明し、総裁選を実施することである。
総裁選を実施すれば、否が応でも人心は一新される。
衆議院の解散は、その後でいい。
多分、自民党は、負けない。
先手必勝である。
不評なGo Toトラベルキャンペーンや拙劣だと言われているコロナ対策などなどこれまで積み重なってきた様々な悪評を一気に吹き飛ばしてしまうかも知れない。