鹿児島の知事選では、立憲のブランドも通用しなかったようだ。野党連合はどこに行ってしまったのかな? | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

自公推薦のブランドに対して価値がなかったように、立憲推薦のブランドも殆ど何の役にも立たなかったようだ。

元知事の候補者がなんで立憲の推薦を貰うことになったのか実に不思議な話だが、立憲ブランドにも現時点では殆ど何の価値もないことが分かったのは良かった。

投票率が50パーセントにも行っていないのだから、普通であれば組織票が物を言うところだろうが、どこの組織も今回の選挙では大して動かなかったのだろうと思う。

これからの選挙のターゲットは、無党派層、政党支持なし層、そして、なかなか投票に行こうとしない層だろう。

国民の過半数はどうやらこの層に属しているようだ。
この分厚い層にどうやってアピールするか、どうやって投票所に足を運んでもらうようにするか、ということを、皆さん、それぞれに真剣に検討した方がよさそうである。

多分、皆さん、冷めているのだと思う。

選挙が他人事に思えて仕方がない方々なんだろう。

自分の一票には何の価値もない、とでも思っておられるのだろう。

物事の理屈が分からないわけではないし、それなりに物が見えているはずなのに、しかし自分からは積極的に関わろうとしない方々。
いざとなれば大挙して動き出すはずだが、現状ではピクとも動こうとしない人たち。

山本太郎氏やN国党は、そういう方々をターゲットにしているはずである。
固定的な支持層をターゲットにしている野党連合追求派の方々とは、どうやら一味も二味も違いそうである。

さて、今回、野党連合追求派の方々や共産党支持者の方はどう動いたのだろうか。