自裁を美化する有識者の誤り | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

亡くなられた方には、そっと手を合わせてご冥福をお祈りしたい。

しかし、自裁を美化することだけは止めておきたい。

決して美しくもなく、他人に誇れるものでもない。

私の周りで自裁をほのめかす人がおられたら、それこそ、止めとけ、止めとけ、と申し上げるところだ。

まだ、あなたの役割は終わっていない。
あなたは、ご自分のお仕事を本当にやり尽くした、と思っておられるのか。

貴方は畏れ、という感情は持ち合わせておられないのか。
他人に自分の最後を任せたくない、自分のことは自分で始末をつける、などと仰るが、一人一人の命をそんなに軽く考えていいのか。

きっと、どこかであなたは考え違いをしている。
自縄自縛になっておられるのではないか。
ご自分を解放された方がいい。
ご自分で何でも決めようとされず、最後は他人に任せてしまった方がいい・・・。

多分、そのくらいのことは申し上げたはずだ。

私とは何の縁もない、遠い方だから、私が何を言っても何の影響もなかっただろうが、しかしこの方の自裁を美化することだけは止めておいた方がいい。