大学院生に対する講義は楽しい | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

今年の講義も終わった。

受講生である大学院生にとってどうだったかは分からないが、私にとっては国士舘大学大学院生に対する講義は実に楽しい。

問題意識がない人に問題意識を植え付けるのは難しいだろうが、それなりに問題意識を持っている人たちと一緒に問題を考えるのがいい。
特に社会人コース、修士課程1年コースの人たちとの話が面白い。
社会人になってからあえて大学院に進むのだから、目的意識が明確である。
現に消防署や病院で救急救命士としての活動をしている方々だから、どんな話も実務に即している。
机上の空論は、どこにもない。

うん、やっぱり、これが私が一番したかったことかしら。

何だか、天職に巡り合ったような気分である。

来年は、1月と2月の2回に分けて講義をしてみようかしら、と思っている。

大学院生が海外視察に行く直前に第1日目の講義をし、問題意識を先鋭化してもらったうえで外国の救急救命士類似の制度の視察をしてもらって日本の救急救命士制度の問題点や改善の方向性を考えてもらうのが、どうもよさそうだ。

来年の講義が今から楽しみである。