次世代から立候補して見事に落選した人たちはどうしているだろうか、と思って私が名前を知っている人のブログを覗いてみた。
相変わらず落選報告の駅頭挨拶を続けているようである。
どうやって生活しているのだろうか、事務所のスタッフは現在どうしているのだろうか、と心配していたが、とにかく活動報告はしっかりとしているようで安心した。
この人まで気落ちして活動を止めてしまったら、他の落選候補者は皆、元気喪失、自信喪失で再起不能になるところだったが、最低限一人は元気だということが分かってよかった。
今日、特別国会が開催される。
歯車が回り始めた、ということだ。
国会に議席を得た者が落選して、もはや国会で活動を続けることは出来ないのだから、これから実に虚しい日々が続くはずである。
しかし、この虚しさに堪える必要がある。
落選報告の駅頭はもうこの程度で止めておいて、新たな挑戦に向けての駅頭活動に切り替えた方がいい。
後ろを振り返っても何もない。
常に前を向いて、前に向かって歩み出すのがいい。
次世代の党がこれから何をするのかがまったく伝わってこない。
園田氏は自民党への復党を窺っているはずである。
園田氏を欠いてしまえば、次世代の党はたちどころに旧世代、前世紀の党に衣替えしてしまう。
平沼氏一人では人集めも、組織作りも出来ない。
参議院の人たちがどんなに頑張っても、次世代、と言われるような清新さを発揮することは難しい。
石原氏が引退を表明した時点で次世代の役割は終わった、と見るべきだろう。
次世代の党から衆議院選挙に立候補して敗れた人は、自分たちで新しい政党を作り上げるか、自分自身の政治信条と比較的近い人が所属している政党に籍を移して政治活動を続けるのがいい。
気力と体力、そして肝腎の金力が続くのであれば、少なくとも4年後には必ず花が開く。
3分間待つのだぞ、とはとても言えないが、最高4年間待てば必ず道が開けるようになる。
この人の駅頭活動は、本物である。
この人の政治活動も本物である。
私は、1355日間毎日駅頭活動を続けた。
この人は、きっと私の駅頭活動を超えるはずである。
千葉の田沼たかし氏のことである。