視界良好、波静か。この航海に後悔なし | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

道州制型統治機構研究会が実に有効に機能している。
視界は極めて良好、前途には何の障害物も見えず、鏡のように静まった海面をしずしずと進んでいるようである。

明日8月29日に勉強会を開くことになっている。

講師は、みんなの党の江口克彦参議院議員、テーマは「道州制について」である。
江口氏はPHP総合研究所が発行している「地域主権型道州制ー国民への報告書」の監修者であり、
PHPの代表者であった人だ。
様々な道州制推進論者がいるが、その中では一番穏当なところを主張する方のように思う。
道州制型統治機構研究会の講師としては、国会議員の中で最適任の人だと思う。

その次の勉強会が8月31日に予定されており、中央大学教授の佐々木信夫氏が「統治機構について」というテーマで講演されることになっている。
勉強会の合間には定例会も開かれるから、道州制型統治機構研究会が大車輪で活動を展開していることが分かる。

このスピード感が大事である。
仕事を仕上げるにためには、このくらいのスピード感が不可欠である。
永田町では、だいたいどんなに急いでも1週間に1度のペースでしか会合が開かれていなかった。
その日に決められなければ、早くて翌週の会合で決めることになる。
連日同じメンバーで顔合わせするということは、いよいよその時が近いという証拠である。

よくやっている。

皆さんのやる気が自然と伝わってくる。
8月31日で道州制型統治機構研究会の会合は28回を数えることになる。
もう、誰もこの実績を凌駕することは出来ないはずだ。
今朝の読売は、大阪維新の会の維新八策の確定が8月末日になる等と報じているが、道州制型統治機構研究会の会合が大阪維新の会の動きと丁度平仄を合わせるように開催されることを考えれば、この二つの会の動きは連動していると考えるのが自然である。

となると、大阪維新の会と道州制型統治機構研究会の5人の国会議員等との間の公開討論会は9月9日の日曜日に開催される流れだということである。

野田総理はこの通常国会での衆議院の解散はしないで、重要法案の採決がないまま国会を閉会して臨時国会冒頭での解散に雪崩れ込もうとしているようだから、大阪維新の会や道州制型統治機構研究会の5人の国会議員の会のメンバーにとっては極めて好都合のようだ。

視界は極めて良好。
海面は鏡のように静まりかえっている、という中での極めて順調な航海である。
この航海に後悔なし。
この公開に後悔なし、といったところだ。

ご同慶の至りである。
自民党の安倍元総理が激しく大阪維新の会にエールを送り始めているから、少なくとも自民党では抵抗感はないようである。
これで、道州制型統治機構研究会の特別会員である私も大手を振って歩くことが出来る。
「ほれ、私の言ったとおりになっているでしょう。」

参考:読売新聞配信記事

「維新、9月に新党…他党と合流せず国会議員確保

読売新聞 8月28日(火)7時22分配信

 地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)は次期衆院選に向けて、9月中旬に独自の新党を結成する方針を固めた。

 みんなの党など既成政党と丸ごと合流はせず、民主党の松野頼久元官房副長官や自民党の松浪健太衆院議員らに個々に参加を呼び掛け、国会議員5人以上を確保して政党要件を満たす考えだ。独自に新党を作る維新の会の方針は、各党の衆院選戦略にも影響を与えそうだ。
 維新の会幹部によると、〈1〉8月中に、衆院選公約となる「維新八策」を公表〈2〉9月8日に維新の会の全体会議を開いて国政進出に向けた方針を確認〈3〉9月9日に国会議員らを対象とした維新八策に関する公開討論会を開き、賛同者を募り、同時に候補者の全国公募も開始――との段取りを検討している。こうした手続きを経て、9月中旬に正式に新党を発足させたいとしている。

最終更新:8月28日(火)7時22分」