私のブログは、私自身の立ち位置を明らかにし、私自身の進むべき道筋を探すための羅針盤でもある。
私自身の立ち位置を明らかにするために、私にとっては極めて自明であることもあえて書いている。
私は、国家主義、国家強権主義への道は取らない。
これは理屈を超えた本能のようなものだ。
外の国ではこうなっている、これが国際標準だ、などと言われても、それがどうした、日本は日本標準でいいではないか、と言いたくなる。
理屈を超えた世界の世界のことだから、あまりこの点について意見交換を続けても得るところは少ないだろう。
私たちの世代は大なり小なり先の大戦の影響を受けてきている。
表面的には何の被害も受けていないように見えて、実は私たちも戦争被害者の一人である。
だから、本能的に戦争を憎み、核を憎み、さらには戦争の惨禍を招くことになった科学的な合理主義や国家至上主義を憎むところがある。
これは、別に戦後の平和主義教育の産物などではない。
ただただ私は戦争が嫌いで、かつ、折角民主的な国家として生まれ変わった日本がいつしか強権的な国家になることを怖れている、というだけのことだ。
まもなく、新しい政治勢力が誕生する。
私が取扱いが極めて難しい問題について私の拙い思いを書き連ねているのは、今が新しいものを産み出すための肝心要の大事な時だと確信しているからだ。
これからの日本を担おうとする若い方々に問題の所在をお伝えしたい。
ただそれだけである。
お付き合いいただいている皆さん、ありがとう。
多分、皆さんのコメントを熱心に読んでおられる読者の方も多いはずである。
いつかは、役に立つ。
どうぞよろしく。