可能性に賭ける | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

昨日、銀座で若い方々による「激論!復興サミット~これからを担う世代が語る 東北復興ビジョン」が開催されたので出席してきた。
120名を超える来場者の前で気仙沼で復興の先頭に立っている気仙沼青年会議所のメンバーの方や宮城県山元町で様々なボランティア活動の連携ネットワークづくりをやっている「U-NITE!]のメンバーが登壇して被災地の復興について語っていた。

まだ被災地は復興の段階には来ていない。未だに復旧も十分ではない、という印象であった。

若い方々も悩んでいる。
人口減少時代に突入した現在の状況で、被災地の復興が如何に重く若い人たちの背中にのしかかっているのか、を改めて痛感した。

復興は、口に言うほどは易しくない。
しかし、どんなことがあってもやり遂げるという強い意志があれば、不可能ではない。
私は、そう思っている。

今は、復興を主導する新しいリーダーが必要な時である。
強い強い信念と情熱と知恵を持つ、そういう新しいリーダーの登場が待ち望まれている。

昨日銀座に集まった120名を超える若者の中からそういう新しいリーダーが生まれるのを私は期待している。

安西直紀という一人の若者を知った。
慶応高校の時に漫然と学業を続けることに疑問を抱くようになって一時不登校になり、慶応大学に進学してからは大学の授業に対しての興味を失い世界漫遊の旅に出向いて、結局単位をまったくとらないまま大学を中退した若者である。
大学に行かなくとも勉強は出来る。
大学を卒業しなくとも人間力を磨くことは出来る。
人と人とを結びつける力は大学の勉強とは関係なく修得できる。
そういうことを身をもって示しているような若者である。

彼には、可能性がある。
ビヨンドXプロジェクトは、こういう若者を発掘し育てていくことを目標としている。

100人の安西直紀を作ろう。
これが、私の新しい目標である。